こんにちは!新宿区高田馬場にあるシェアオフィス&コワーキングスペースCASE Shinjukuの山﨑です。
先日、初めてコワーキングスペース運営者勉強会に参加してきました!
会場となったのは、横浜にあるコワーキングスペース /Bangarrowさん。も・の・す・ご・く素敵なコワーキングスペースだったので、/Bangarrowさんのご紹介、勉強会に参加した感想を載せたいと思います!
コワーキングスペース運営者勉強会って!?
参加させていただいた「コワーキング運営者勉強会」は、この回で55回目となる長い歴史を持った勉強会です。
一般社団法人コワーキングスペース協会が開催している勉強会であり、代表理事はあの有名人、コワーキングスペース 7Fの運営者 星野邦敏さんです!(キラキラ)
この勉強会は、2013年6月3日、横浜のコワーキングスペース「タネマキ」さんで開催されたのが始まりで、その後、コワーキングスペース運営者同士の任意の集まりとして続いていました。2017年11月に星野さんを代表理事に一般社団法人コワーキングスペース協会が立ち上がり、2018年4月19日に世田谷ものづくり学校さんで開催された第45回勉強会から同協会が主催者として継続されています。
会場は毎回各コワーキングスペースを回り、CASE Shinjukuも第8回と第42回に会場となっています。
この勉強会では、コワーキングスペースの運営者や、コワーキングスペースに興味がある方、関係者が集まり、会場となったコワーキングスペースの運営事業者からお話を聞き、意見交換をし、交流を図ります。
海の見えるコワーキングスペース/Bangarrow
今回、会場となったのは、コワーキングスペース /Bangarrowさんです!
JR横浜駅から歩いて5分の場所にある/Bangarrowさんは、高層ビルの16階にあるコワーキングスペースです!
お邪魔すると、木を基調とした素敵な空間が広がっていました!
そして、16階からの眺めがこちら!
目の保養になる素晴らしい景色。横浜ベイブリッジが見えます。世界の広さを感じます。
/Bangarrowは、株式会社ネットフォレストさんが運営しているコワーキングスペースです。
ネットフォレストさんは、WEBデザインやWEBシステムの開発、ネットワークの運用管理などのITのサービスを提供する会社です。
この会社であるとき、「新規事業を立ち上げよう!」ということになったそうです。ITサービスを提供する事業に携わっているのだから、「エンジニアを派遣するサービス」はどうだろうと候補があがったそうですが、それよりも、「自然に人と人とが繫がっていくようなサービスがやりたいね」という意見が採用されたそうです。そもそもITサービスの世界で働く人は、人と会う機会が少ない。でも日本人は「情緒的」で人と会うことを大事にする。それなら、遠回りでもいいから「顔と顔を合わせて人がつながるようなこと」をやってみようと考えたそうです。そこで、
コワーキングスペースの運営じゃない!?
と思いついたそうです!そのふとした発想が、こうして/Bangarrowさん誕生に繫がっているわけですね。でも最初は「コワーキングスペースってなんだ!?」状態だったそうです。
コワーキングスペースのメリット!
オープンして、約1年経過するという/Bangarrowさん。「まだ1年ちょっとですが、コワーキングスペースを運営していて、良かったなぁと思ったことがたくさんありました。」と、三上さんが経験されたコワーキングスペースのメリットを紹介してくださいました。
・さまざまなジャンルの方々に会える!
建築業界の方や、スポーツトレーナーなど、B to Bだったら会えない人と自然に会える!
・メンバーさんとコラボできる!
イベントの共同開催、制作・販売パートナーなど、他の職種のメンバーさんとコラボして仕事ができる。
・色々試せる!
イベント開催、ワークショップ、コーヒーイベント、タコパー(たこ焼きパーティー)、ネットフォレスト主催の勉強会&セミナーなど、やってみたい、これをやったらおもしろそうという想いをかたちにできる!
三上さんがずっとやりたいと思っていた「野外キャンプ」も/Bangarrowさんのイベントの一つとして開催したそうです。「集まったのは、お客様1名+スタッフ7名だったんですよ(笑)でもできて良かったです!」とお話されていました。「やりたいと思ったらやる!」という三上さんのいきいきとした姿勢が、人生を何十倍も何百倍も楽しく、価値あるものにしていくんだなと感じ取れました。挑戦って素晴らしいですね。
三上店長自慢のカフェスペース!
三上さんはコーヒーが大好きなんだそう。そんな大好きな気持ちが発展して、おいしいコーヒーがいただけるスペースを作ってしまったんだそうです!
ここは実はおしゃれなカフェなんじゃないかと、勘違いしてしまいそうなクオリティが高すぎるカフェスペース。好きのパワーの驚異を目の当たりにした瞬間でした。
しかし驚いたことに、/Bangarrowさんがオープンした当初、まだ三上さんはコーヒー大好き人間ではなかったようです。ある日、バリスタの方がドロップインをされて、ゲリラ的にコーヒーのワークショップが始まったそうです。そのワークショップでの話を聞くうちに、コーヒーに魅了され、気付いたら家ではハンドドリップの道具を揃えていたとのこと。そして、いろんなお店のコーヒー豆を自宅で挽き、楽しむようになっていたそうです。コーヒーに興味を持ってから、三上さんが気付いたことは「コーヒーは、味も香りも、挽き方も、そして飲み方すら人によって好みが違う」ということだったそうです。
そこで、三上さんは「自分のコーヒーに出会えるカフェスペース」の検討を始められました。
三上さんがコーヒーに興味を持つ前から、お客様から「/Bangarrowの素敵な空間で、おいしいコーヒーが飲めたらもっと最高!」という声を結構いただいていたようです。そういう声があったことも、カフェスペース作りのきっかけに繫がっているのかもしれません。
クラウドファンディングで資金を集め、カフェスペースを作ったそうですが、全て三上さんとスタッフさんによる完全手作りとのこと。驚きました。
「自分のコーヒーに出会えるカフェスペース」ということで、豆は一種類ではありません!
三上さんが厳選されたさまざまな豆が並んでおり、好きな豆を選んで、マイコーヒーを作ることができます。
こんな風にコーヒーの淹れ方が記載されています。フリースペースをご利用の方は一杯無料でいただけます。
こんな立派なコーヒーマシーンまでありました!海外の製品らしく、電圧の関係でまだ使用はできてないとのことでしたが、とにかくかっこいい!!
/Bangarrowさんの注目ポイント!
カフェスペースは、/Bangarrowさんの最強の注目ポイントでしたが、他にも素敵なところがたくさんありました!
コワーキングスペース運営者勉強会に参加してみて
最近では、いろいろなところでコワーキングスペースやシェアオフィスができてきていますが、それと同時に、それらに興味を持ち始めている人たちも多くなってきているんだなと、勉強会を通してわかりました。「自分の得意分野を提供できるコワーキングスペースを作りたい。」「うちの会社でもコワーキングスペースを運営したい。」などという方々がいらっしゃり、働き方が自由に、そして働きやすい環境作りが広がってきていると感じられました。
また、コワーキングスペースを運営している方、これから運営したい、興味があるという方が集まることで、いろいろな情報を共有することができ、一人一人が充実した時間を過ごせると思いました。
そして、同じ事業をやっているからといって、そこにライバル意識はなく、むしろ「一緒に、コワーキングスペース事業を盛り上げていこう!」という、仲間意識がそこにはありました。
たくさんのことを学んだ時間でした!ありがとうございました!
以上、シェアオフィス&コワーキングスペースCASE Shinjukuの山﨑でした!