新宿区高田馬場にある新宿区立高田馬場創業支援センターとコワーキングスペース CASE Shinjukuを運営しています有限会社そーほっとの田中健一朗です。
本日は、昨今話題の「生産性向上」に関わる話題をシェアオフィス&コワーキングスペースからお届けします。
6月に入ってから、暑くなってきましたね。最高気温がグングン上がってきてます。
また梅雨入りしたということで、頭部に備え付けられている「天然湿度計(くせ毛)」が反応するほど、湿度も高くなっているようです。
夏場の生産性向上と言えば、やっぱりこれ!!
私は、常々出来るだけ快適な環境で作業をしたいと思っています。またそのための努力は惜しみません。そんな私が夏場になると頭を悩ますのは暑さ対策です。
クーラーを入れたり、扇風機をかけたり、汗をシャワーで流したり、冷えピタを使ったり、皆さんも色入な暑さ対策をされているのではないでしょうか。
私も色々対策をしているのですが、なぜかいつも手元だけは暑い、、、なぜかいつも手元だけはモワモワしている。
どうして手元だけ、、、
なぜか手元だけ、、、
なぜ手元だけ、、、
あるとき、気づいてしまったのです。
「愛しのMacBook Pro、君のせいじゃないかああああああああ!!」
夏場は室温も高くなるため、MacBook Proの排熱が追いつかず、他の季節よりも本体が熱くなっているんですね。
どおりで、本体に触れている手元が暑いわけです。原因がわかれば、対策をしたくなるというのが人間の性。
MacBook Proを冷やすためには、排熱の効率を高めるのが一番!ということで、今回は下記に取り組みたいと思います!!
その1:MacBook Proの裏蓋をあけて、ファンとヒートシンクを掃除
その2:MacBook Proの裏蓋をあけて、ヒートシンクのグリスを除去し、熱伝導シートを貼る
【ご注意ください】
MacBook Proの裏蓋をあけたり、ヒートシンクのグリスを塗り直すと、Appleの保証が受けられなくなる可能性があります。
また、裏蓋をあけるのには、ちょっとしたコツが必要です。最悪の場合、裏蓋が曲がってしまいますので、みなさん真似しちゃ駄目ですよ!!真似をして発生した損失・損害についてはCASE Shinjukuでは一切その責任を負えませんので、よろしくお願いいたします。
MacBook Pro (13-inch, 2016, Thunderbolt 3ポートx 4) の裏蓋を外して掃除をする
(1)ネジを外していきます
MacBook Proを長く使ってらっしゃる方なら、おなじみの裏蓋外し。ネジ本数は6本と以前のモデルよりも少なくなりました。
また以前のMacBook Proはプラスドライバーでネジを外すことができましたが、現行モデルは星形トルクスドライバー(P5)が必要です。
(2)吸盤を取り付けます
ここも以前のMacBook Proとの大きな違いです。2015年モデルまでは、ネジを外すだけで底蓋が取れましたが、2016年モデル以降はツメで固定されるようになりました。そのツメを外すために吸盤を取り付けます。
(3)ツメで固定されている箇所を外していきます
確認したところ、13インチのMacBook Pro(2016)では、少なくとも4カ所で固定されていることがわかりました。底蓋が曲がらないように気をつけつつ、力を入れて底蓋を引き上げるようにしてツメを外していきます。
(4)手前側に引いて、裏蓋を外します
最後の固定されているツメの箇所は、底蓋をスライドさせるようにして外します。この箇所もしっかり固定されているので、力を入れてスライドさせます。横にだけ力が入るようにするのがポイントです。上向けに力をいれると、ツメが曲がってしまう恐れがあります。
ようやくお目にかかれたMacBook Proの内部構造はこちら!
とても整然としていて、き、きれいですね。。。
以前のモデルはメモリやSSDを交換できたのですが、Touch Barモデルからはマザーボードに半田付けされており、それらの交換が出来なくなっています。
MacBook Proのロジックボードが、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスに近づいているイメージ!!
さて、本題に戻ります。
私のMacBook Proは購入してから1年以上経過していたので、かなり埃がたまっているだろうと、ワクワクしていました。
さて、どうなっていたかと言うと、、、
あれ?
なんか、埃ほとんどなくない?
なんで、、、?
ヒートシンクに埃がびっちりという状況を期待していたのですが、思いのほか綺麗な状態でした、、、
き、企画の趣旨が、、、(涙)
原因としては、
- ヒートシンクとファンの間に隙間ができて埃がびっちりたまりにくくなっている(推測)
- あまり高い負荷をかける作業をしておらず、吸気された量が少なかった(推測)
- MacBook Proが低負荷時はファンが止まる仕様で吸気された量が少なかった(推測)
- ファンも形状が進化していて、ファンにも埃がたまりにくくなっていた?(推測)
ということが上げられるかなと。いずれにしても、期待外れな結果に。
ワイドワーク社「黒鉛垂直配向熱伝導シートVertical-Graphite Pro」で冷やす!!
とはいえ、まだ「その2」があります!ヒートシンクのグリスを塗り直して、熱伝導を高めるぞ!えいえいおー!!
ヒートシンクのグリスの塗り直しに使用するのは、ワイドワーク社の「黒鉛垂直配向熱伝導シートVertical-Graphite Pro」です!
40mm四方のシートなのに2,000円以上もする高級品ですが、これでCPUからヒートシンクへの熱伝導効率がよくなり、MacBook Proの温度低下が期待できます。過去にも自作PCで個人的にお世話になりました。
グリスを塗るにのに比べて、より確実にむらなく貼り付けることができるので、個人的にはCPUグリスの塗り直しにはシートを使っています。
さて、いよいよヒートシンクを外します!ヒートシンクのネジは、トルクスドライバー(T5)で外すことができます!
あれ?
ヒートシンクを止めてるネジ少なくない?4本くらいは最低でもないと、、、
2本しかない、、、ですね、、、
いや、この2本を外せば、ヒートシンクが取れるはず!
あれ?
ヒートシンク、外れる気配がない、、、
グリスが張り付いて固定されてるかも!テコの原理を使って、こじ開けるしかない!
あれ、、、
か、かたい、、、
ヒートシンク外れない、、、
なんどか角度やテコに使うツールを変えてみたのですがビクともしません。
これ以上続けるととマザーボードにダメージが残りかねないので、泣く泣く中断することに、、、
き、企画の趣旨が、、、(涙)
結局、MacBook Proの裏蓋を開けて、内部の美しさを確認し、すこしだけ埃をはらうだけとなりました。
後日調べたところ、マザーボードを取り外し、ヒートシンクの反対側から固定されているネジを外せば、ヒートシンクを取り出せることがわかりました。少し難易度が上がります。機会があれば挑戦してみたいです!!
本日の教訓と反省
生産性を向上させるには、MacBook Proを冷やす前に、まずは自分の頭を冷やすべきなのかもしれない。
有限会社そーほっとが運営する新宿区立高田馬場創業支援センターとコワーキングスペース CASE Shinjukuでは、利用される方の「生産性向上」のために、①高速インターネット環境、②外付けモニター、③快適にお座りいただけるオフィスチェア(シェアオフィスのみ)などをご用意しております!ぜひ、ご活用ください!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
冷えてない頭で書いたこれらの記事も、よろしければぜひご覧ください!