宅さんより、中国のお土産をいただきました!
どうもありがとうございます!

月餅とは?
中国の伝統的なお菓子として知られている月餅。
月餅は収穫への感謝や家族の幸福を祝う「中秋節」に食べられるお菓子です。(だから月の文字が入っているんですね!)
中国では旧暦の8月15日に当たり、国民の祝日となっていて、月が最も美しいこの時期に家族みんなで満月を眺めながら過ごすそうです。
そのお供え物として欠かせないのが月餅です。
月餅には、家族円満、豊作祈願や感謝、月への敬意などという意味が込められているそう。現在では、中秋節に月餅を贈る習慣が定着していて、家族や友人、職場の人などに「感謝や敬意の表現」として、月餅を贈るのだそうです。
日本にも月を眺めて楽しむ「お月見」という風習がありますが、そのルーツは中国の「中秋節」にあります。
平安時代に中国から伝わったと言われています。
今年は、旧暦の8月15日に当たる日は、10月6日。みなさんはどんな中秋節(お月見)を過ごしましたか?
ちなみに私はこの記事を書くにあたって月餅を調べていたところ、日本で月餅を販売しているお店を発見し、10月6日に月餅をいただきました。

五仁月餅とは、どんな月餅?
月餅は、味や具材のバリエーションが豊富とのこと。
その中で、こしあんが入っているもの、蓮の実あんと塩漬け卵が入っているもの、そして今回いただいた五仁あんが入っているものが主流なのだそう。とくに、五仁あんが入っているものは、中国圏ではもっとも伝統的なタイプと言われているそうで、人気も高いとのこと。五仁月餅というのは、5種類の木の実や種子類を使った餡が入った月餅。いただいた月餅にも、クルミ、アーモンド、ピーナッツなどが入っています。
特に縁起の良い月餅
今回いただいた月餅の名前は「鸿运当头月饼」。
この意味を調べてみると、とても縁起がよいことが判明しました!
「鸿运当头」というのは、「大きな幸運が目の前にある」という意味です。
非常に運が良く、絶好のタイミングが来ている、という吉祥表現とのこと。分解すると、「鸿运」は「大きな運」という意味で、「当头」は「目前にある」という意味なので、非常に縁起の良い月餅なのです。
これからの成功や繁栄を祈願するのにふさわしい月餅なので、結婚や昇進などのお祝いの贈り物としてぴったりです。

さっそく、月餅をいただいてみました!
パッケージを開けると、手の込んだデザインが施された月餅が。
月餅の円形は、満ちた月を象り、家庭の円満や家族の団結を象徴しています。

一口いただいてみると、さまざまなナッツの香ばしいさがお口に広がります。それぞれのナッツのカリカリ食感もいいですね。
ほどよい甘さで食べやすいです。小ぶりですが、割とぎゅっと中身が詰まっているので食べ応えがあり、1つ食べたらおなかいっぱいになります。


宅さん、中国のステキなお土産をありがとうございました!
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
鸿运当头月饼(ホンユウダントウユエビン)について
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