一口ういろ CASE Shinjuku いただき物語 その162 で褒めちぎり倒した(笑)、2018年3月に 無料でカンタン! 儲かる飲食店に変わる「Googleマイビジネス」超集客術(日本実業出版社)を出版した Googleマイビジネス のエラい人、こと ㈱ALPHAの戎井さんから、すてきなおみやげをいただきました!
幸運乃鳥 = こうのとり !
兵庫県豊岡のおみやげで 幸運乃鳥 です!
幸運の鳥で「こううんのとり」→「こうのとり」って読むんですね。言われてみれば納得!
幸せを運んできてくれる鳥=幸運の鳥=こうのとり… 日本語って奥が深いですね。
幸運の鳥ことコウノトリは、全長約1メートルで体重4~5キロもある大型の鳥で、翼を広げるとなんと2メートル前後になるそうです。けっこう大きいですね。
昔は日本国内ですと、東北から九州にかけて広く生息していたのですが、明治時代以降乱獲されてしまったり、エサであるザリガニやカエル、フナ、ドジョウなどが農薬に汚染され、それらを食べた事による大量死が発生したりと不運が続き、1971年に最後の一羽が死んでしまうと、日本国内の野生のコウノトリは絶滅したと発表されました。
国民全員が望みを掛けて見守っていた、最後の一羽が生息していた場所、それがこのおみやげの「幸運乃鳥」を販売している兵庫県豊岡市だったのです。
なんというドラマでしょう…
「幸運の鳥」ですから、どうにか復活を…!と、たくさんの日本人が願ったことでしょうね。
ちなみに現在は中国やロシアのコウノトリを譲り受け人工的に増殖させて、徐々に自然界に放鳥し、少しずつその数は増えていっているそうです。
うれしいお話ですね~!!
コウノトリは赤ちゃんを運んでくる?
昔からよく聞く話で「赤ちゃんはどこからやってくるの?」「コウノトリが運んできてくれるのよ」というの…ありませんか?
平成生まれの方々からの賛同は得られなくても、きっと昭和生まれの方々には頷いていただけると信じております!(笑)
もちろん真実ではありませんが、なぜこのような話が広がったのでしょう。
調べてみました。
どうやら、中世ドイツやノルウェーで発生し、世界中に広まったという説が有力ではないか、とのことです。
その当時、夏至あたりの時期に結婚するのが一般的だったらしく、夏に妊娠すると、赤ちゃんが次の春あたりに生まれてきます。そのタイミングが、海を渡ったコウノトリが戻ってくる(渡り鳥なんですって!)のと同じくらいということから、イメージが重なって「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」ということになったのでは?とのことでした。
この話が徐々に広がり始めた頃、19世紀の童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが、自作の童話「沼の王の娘」のなかで、子どものいない夫婦のところにコウノトリが子どもを運んできたという話を盛り込んだことから、この童話が世界中で読まれるようになり、世界的にも有名な話になったとのことです。
この他にも諸説ありまして、コウノトリではなくペリカンだったのでは?とか、神話に出てくるツルのことだったのでは?!などといろいろあるそうです。
が、生まれてきた赤ちゃんの後頭部にあざがあることがあるそうです。
これのことを「コウノトリの咬み痕」と言うのだそうです。(直に咥えている、ということですね…。赤ちゃんがんばれ)
できれば赤ちゃんをくるんだタオルとかの先端などを咥えてほしかったですが、コウノトリにも事情があるのでしょう。咬み痕が残るくらいなので、個人的にはペリカンやツルではなく、やっぱりコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれているんだと思っています!
幸運乃鳥を食べてみました
とても上品なピンク色の包装紙をほどくと、中からこんなおしゃれな形のお菓子が出てきました!
まんなかに描いてあるのはコウノトリの姿のようですね。
味はどうでしょう。
幸運乃鳥を販売している 株式会社みさき は「但馬産の栃の実を使用した上品なお菓子です。栃の実とつぶあんのコラボがお口の中で優雅に響き渡ります」と表現しています。
栃の実というのをあまり食べたことがありませんが、くせもなく食べやすいです。口触りもほんのり広がる甘さも、確かに上品だと感じました。
他にはない美味しさに一口、また一口と止まらなくなりました。
もしかして、食べていくうちにどんどん幸せになっている!?
私たちにも幸せを運んできてくれる、そんな幸運乃鳥でした。
戎井さん!ありがとうございました!!
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
幸運乃鳥について
・幸運乃鳥
・株式会社 みさき
・ http://misaki-omiyage.com/cart/products/detail.php?product_id=44
・兵庫県内ギフトショップにて販売。インターネット通信販売可能。