ケンキ CASE Shinjuku いただき物語 その91


この いただき物語 でも、よくお名前を見かける、漫画原作者の猪原賽先生より、埼玉県のおみやげいただきました!
猪原先生は埼玉県にご実家があるため、帰省のたびに何かしらをおみやげにくださいます。
ありがたや、ありがたや。さて今回いただきましたのは…?

個人的には「ケンキ」のフォントが気になります。

ケーキじゃなくて「ケンキ」

やっぱり一番に気になるのは名前じゃないでしょうか。
「ケーキ」ならイメージがつくものの、一転「ケンキ」になるともう想像力すら働かない・・・
というわけで調べてみました!
なんと「ケンキ」は「県旗」なのだそうです!!へー!!
「ケンキ」の箱や個装の上の方に、勾玉が交互に並んでいるようなイラストがデザインされているのですが、おわかりでしょうか?
このイラストが、実は埼玉県の「県旗」のデザインから来ているということらしいのです。

勾玉は、県名の由来である幸魂(さきみたま)の象徴なのだそうです。

そこから、「このお菓子はケンキだ!」となったそうなのです。
「ケンキ」というこの名前、なんと お菓子自体から来ているわけではなかったのです!!
まさかのパッケージ先行でした。
不思議の国、埼玉!!(笑)
それにしても渋い名前ですね。漢字で書くと「県旗」ですって。なかなかのセンスだと思います!

「ケンキ」を食べてみた!

「ケーキ」ではない!その証拠に個装を開けてみると、中身はどら焼きのような形状のお菓子が出てきました。
大きさは手のひらに乗るくらい。カステラでできているドーム状のスポンジケーキで、チーズ風味で少し固めのクリームをサンドしています。

箱に同封されていたリーフレットにも、紹介文章を見つけました。
 - 新鮮な北海道の特選バターとチーズでできたさっぱりとした塩味のチーズクリームを、ソフトでこしのあるカステラにサンドしました
公式で北海道の…とか言っちゃってますけど、「ケンキ」は埼玉県の銘菓です。
埼玉県が武蔵国の一部だった7世紀中頃、どうやら朝廷の牧場が設けられ、すでにチーズの原型とも考えられるような乳製品を作っていたそうなのです。そんな縁があるため、ケンキの中身はチーズクリームなのだそうです。
知れば知るほど深い、そんな印象のお菓子ですね。

というわけで、朝廷の風景や埼玉県の県旗などを心の中に思い起こしながら、さっそく「ケンキ」をいただいてみました。
えっと… そうだ。まるで、あの有名な 某「お菓子のホームラン王」みたいな感じです。
っていうか、ほとんどそれと思っていただいて間違いないです(笑)お気付きだとは思いますが、見た目からしても、ですよね!
が、どっちも美味しいので問題なし!でしょう!
こうなったらケンキも「お菓子の天皇(朝廷で一番偉い人)」などと名打ってもいいのではないかと!?

猪原先生、今回もすてきなおみやげをありがとうございました!


「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

ケンキ について

・ケンキ
・株式会社 かにや
https://www.kaniya.co.jp/info/
・埼玉県内店舗、オンライン販売でも購入できます


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