おしどりミルクケーキ CASE Shinjuku いただき物語 その90


先日、沖縄のおみやげということで、かつお豆をくださいました Sparrow Designの尾形さんより、今度は山形県のお土産をいただきました!
いつもすてきなおみやげをどうもありがとうございます!
今回は、日本乳製品株式会社 という、なかなか固そうな名前の会社のイチオシ商品 おしどりミルクケーキ です!

パッケージのレトロチックなデザインに胸きゅんです★

おしどりミルクケーキの歴史は古い!?

「食べる牛乳、カルシウムやタンパク質がたっぷり!」と、いいこと尽くめのミルクケーキはいつ頃誕生したのでしょう。
まず、おしどりミルクケーキを製造販売している 日本乳製品株式会社 は、大正8年(1919年)創業だそうです。来年で創立100年ということですよね?すごーい!
しかしそれよりも少し前の明治時代に、当時のアメリカから仕入れた技法を用いて製造した「乾燥ミルク」という製品を主に製造し、日本国内にて販売していたそうです。大正3年にはそれが日本初の「粉ミルク」へと展開し、更に国民に浸透していったため、大正8年に会社として創立したとのことです。
日本乳製品株式会社さんのホームページには、そのときの苦労やこれまでの努力などの記事が掲載されており、とても興味深く読ませていただいたのですが、肝心のミルクケーキがいつ開発されたのかは記載がありませんっっ(涙)
かろうじて拾える情報としては「現在は、平成20年2月より創立の地である故郷高畠に本社を構え、ミルクケーキとチーズを主体として、製造販売を行っています」という一文から、平成20年にはもう存在していたということ…くらいですかね。
昭和をすっとばした感がすごいです。。。60年以上もあったのに。。。
それでも現在は平成30年ですから、10年もの間、長く長く愛され続けているというのは、とても素晴らしいことだと思います!

ミルクケーキは世界を救う!?

のどかなイラストがたまりません。牛の絵がとても適当です(褒め言葉)

結局いつ誕生したのかは謎に包まれたままのミルクケーキですが、皆さまの記憶にも残っていると思われます、平成23年3月11日に発生した東日本大震災のときには、非常食として簡便なミルクケーキ500ケース(2万5000袋)を高畠町に寄贈し、被災者に届けられたそうなのです。
非常時に流通や入手が困難になるもののなかには牛乳もありました。
牛乳や乳製品が摂取できずにいると、そこに含まれるタンパク質・ビタミン・ミネラル類、特に「カルシウム」は不足がちになってしまうそうで、それらを手軽に確実に摂取できる「食べる牛乳」ことミルクケーキは、まさに災害時の救世主とも呼べる食品だったことでしょう。
平常時でも、現代人の生活では常にカルシウムは不足しがちなのだそうです。おいしく手軽に食べられて、カルシウムも摂ることができるミルクケーキ。皆さまのおやつのレパートリーに加えてみるのもいいかもしれませんね。

ちなみに、おしどりミルクケーキの本格的な非常食「保存食ミルクケーキ」 も開発されたそうです!
通常の賞味期限は10ヶ月なのですが、これは非常食なので5年間も保存することが可能です。最近も、台風、大雨、地震などの災害に悩まされることがありましたものね。様々な物を備えておくことが必要だと考えさせられる今、これは、とても気になる製品ではないでしょうか。
食べること、栄養を摂ることは大事ですから。
そして災害や天災は日本に限った話ではありません。世界中の人にもミルクケーキの有能さを教えてあげたいですね。

山形もいい所なんですよ!

個人的興味が、かなりミルクケーキに偏ってしまったせいで、記事の大半がミルクケーキについてになってしまいましたが、このおしどりミルクケーキは山形県のおみやげでございます。
山形県といえば、名産品がいくつか思い浮かびますね。さくらんぼ、ラ・フランスなどはやっぱりすぐに思い出せるのでは?
なんと!おしどりミルクケーキには、さくらんぼ味ラ・フランス味もあるんですよー!
と、やっぱりミルクケーキの話に戻ってしまうのでした。

尾形さん、すてきなおみやげをありがとうございましたー!


「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。


この記事を書いた人

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植木 えみ

趣味は生き物観察、B級映画鑑賞、どんでん返し系小説読書、サッカー観戦、バレーボール観戦、歩行、飲酒。
特技は挿花、火縄銃、方向音痴、司会、犬の鳴き真似。
免許は教師(中学校国語二種)、忍者(甲賀流忍者検定初級)、スクーバダイビング(PADIのOW)、普通自動車免許(ゴールド!)
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よく食べて、よく眠り、よくしゃべり、よく笑います。不器用ながらも毎日笑顔で一生懸命に生きています。

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