みなさん、こんにちは!CASE Shinjuku(以下CASE)の山﨑です。
コワーキングスペースのハイテーブルに集まって、3時のおやつイベント「人生最後のビエネッタを食べる会」を開きました。
「人生最後!?」とびっくりされた方も、「うんうん」と悲しみを抑えきれない方も、ぜひこのままブログを読み進めていただければ幸いです。
「ビエネッタ」が今年の3月を持って販売終了
高級アイスクリームとして40年以上にわたり愛され続けてきた「ビエネッタ」が、今年の3月を持って販売終了することになりました。
私は今回の出来事で「ビエネッタ」の存在を知り、「え!知らないの!?」と多くのメンバーさん(主に40代のお兄さんたち)に驚かれたわけですが、彼らにとって「ビエネッタ」は思い出深きアイスクリームのようです。

お兄さんたちが子どもの頃、「ビエネッタ」は貴重で高級なアイスクリームという存在。普段気軽にいただけるものではなく、お金持ちの家に行った時のみ食べられるものだったそうです。そんな子どもの頃の憧れ的存在の「ビエネッタ」が3月を持ってもう食べられなくなってしまうわけですから、寂しい気持ちになるのも当然です。
当事者だったら、熱く「ビエネッタ」への思いをつづっていると思うのですが、冷静に文章を書いてしまっていることをご了承ください。
思い出の食べ物、思い出の場所、思い出の音楽、思い出が刻まれているものが、みなさんにもたくさんあると思います。
お兄さんたちにとってその思い出の食べ物「ビエネッタ」がこの世からなくなってしまうというのはやはり大事件です。
私の上司の田中さんも、悲しみに暮れるその一人。「ビエネッタ」の販売終了のニュースを目撃し、急いでスーパーに行ったそうです。たくさんのスーパーをまわり、売り切れのスーパーもあったそうですが、みなさんと最後に「ビエネッタ」を共にしたいという思いで、5つの「ビエネッタ」を購入しました。
待ちきれないお兄さんたち 人生最後の「ビエネッタ」
おやつの会が始まる5分前くらいにハイテーブルに集まってきた佐藤さんと中西さん。
「もうね!この日を待っていたんですよ!!」と「ビエネッタ」を待ちきれないと言わんばかりの佐藤さん。
「わくわくを表現してください!」という私からのリクエストに快く対応してくださった中西さん(笑)

時間になると徐々にみなさんが集まってきました。
「ビエネッタ」効果、恐るべし!

ビエネッタ入刀
17世紀のバロック様式を感じさせるような、手の込んだデザインがすばらしいですよね。(あくまで主観です。)

小分けにしても、上品さが残る見た目。
私も子どもの頃にこのアイスを知っていたら、高級だなぁ…と感じせざるをえなかったと思います。
紙皿も高級感が引き立つようなデザインのものを選びました。

おいしそうに食べるみなさん。
私にとっては最初で最後の「ビエネッタ」になりましたが、子どもの頃に食べていたお兄さんたちをほんの少しうらやましく思いました。バニラは濃厚、パリパリのチョコレートが癖になるとてもおいしいアイスクリームでした。

もう食べられなくなっても、「ビエネッタ」はみなさんの心の中ですてきな思い出と共に生き続けていくのでしょう。
最後にいただくことができて良かったです!
実はいまもなお田中さんは、ビエネッタを探す旅を続けています。もしかしたら、本当の本当に「人生最後のビエネッタを食べる会」がまたあるかもしれません。
ご参加くださったみなさん、どうもありがとうございました!
以上、シェアオフィス&コワーキングスペースCASE Shinjukuの山﨑でした!