ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ バウムクーヘン CASE Shinjuku いただき物語 その239


戸田さんより、高級バウムクーヘンをいただきました!
いつもありがとうございます!

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべは100年もの歴史を持つ老舗店

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべは100年の歴史を持つドイツ発祥のコンディトライ&カフェです。
「コンディトライ」というのは、パティスリーとカフェを併設した店舗のことで、ドイツだけでなく、オーストリアや北欧圏等でも見られるそうです。
「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ」はドイツ語で「オランダのココア店」とか「オランダ風カカオのお店」という意味があるそうです。バウムクーヘンなのにココアとどういう関係が?と疑問に思いますよね。日本でもおなじみのオランダのココア「 ヴァン・ホーテン(van Houten)」の試飲所として1985年にオープンしたことに由来するそうです。

このお店の本店があるのは、ドイツ北部ニーダーザクセン州の州都ハノーファー。コンディトライなので、店内でもいただくことができ、バウムクーヘンだけでなく、ケーキやクッキー、ココアやチョコレートドリンクなども楽しむことができるそうです。
いつかドイツに行くことがあったら、訪れてみたいですね。

バウムクーヘンの定義とは?バームクーヘンとの違い

「バウムクーヘン」と「バームクーヘン」は厳密には別物だというのをご存じですか?
ドイツには「国立ドイツ菓子協会」という協会があり、ここが規定したバウムクーヘンの定義に沿って作っていないと、バウムクーヘンとは呼ばないのだそう。

では、国立ドイツ菓子協会が規定するバウムクーヘンの定義とはどんな内容なのでしょうか!

■国立ドイツ菓子協会規定のドイツ伝統バウムクーヘン
・使用する油脂はバターのみで、マーガリンやショートニングは使用不可。
・ベーキングパウダー(膨張剤)使用不可。
・添加物の使用不可。
・配合は卵2:小麦粉1:砂糖1:バター1の割合。
・一般的な共立て製法ではなく、生地とメレンゲを合わせる別立て製法で製造。

https://www.atpress.ne.jp/news/239598 国立ドイツ菓子協会の規定に沿った製法・材料で作られた 本場ドイツの味を再現したバウムクーヘンをリリース!より引用

ドイツでは、バウムクーヘンと呼ばれる代物は、高度な技術を持つシェフが、手間暇をかけて一つ一つ手作業で作るもの。クリスマスやお祝いなど特別な日に食べるものという位置づけがあるそうです。そのため、バウムクーヘンを食べたことがない、というドイツ人も少なくないそうです。
そうしてみると、私たちがよく食べているのは、厳密にはバウムクーヘンではなく、バームクーヘンなのかもしれません。
バームクーヘンは、大量生産ができるように日本独自で発展したものだそうです。
日本の伝統料理のお寿司が、海外で異様なかたちで展開されているのをよく見かけたり聞いたりしますが、ある意味、そういう傾向と似ているかもしれません。それでも、バームクーヘンは、バウムクーヘンの再現率が高めのような気がします。ドイツ人が食べたら、どんな反応をするのでしょうか。「おいしい!」って言ってもらいたいですね。

バウムクーヘン、いただきます!

この日は、たくさんのご利用者さんがいらっしゃったので、みなさんにお裾分けしました!

見た目が美しいですよね~。層が均一に作られています。
学生のとき、バウムクーヘン作り体験をやったことがありますが、いびつな年輪が完成しました(笑)
時間もかかるし、焼き加減も難しいので、職人さんはやはりすごい!
一口いただいてみると、バニラビーンズの香りと、たまごやバターなどの素材本来のおいしさが伝わってきます。
ふわっと柔らかい食感でありながら、生地はきめ細かくて、密度が高く、弾力もあります。
穏やかな3時のおやつタイムでした!戸田さん、どうもありがとうございました!

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべのバウムクーヘンについて




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