西早稲田で中国茶と薬膳スイーツのカフェ「甘露」を営んでいる向井さんより、新作スイーツをお裾分けしていただきました!
この春にぴったりのとてもかわいいスイーツですよ!
中国に行った気分になれる「甘露」
とてもお世話になっている高田馬場新聞編集長の向井さんが2018年の10月にオープンされたカフェ。
おしゃれな雰囲気の店内で、さまざまな種類の中国茶や本格的な薬膳スイーツが楽しめます。
中国茶は、お味も飲み方も本格的で、日本にいながら中国ならではの飲み方を体験できるのも甘露さんの特徴の一つです。
以前、お伺いしたときにいただいたジャスミン茶。一番右の茶葉が入っている茶器にお湯を注いでもらって、少し蒸らした後、真ん中のちいさな急須に入れ、かわいいカップでいただきます。お湯は何回も足せるので、味と香りをゆっくりと楽しむ至福の時間を過ごせます。
そんなお茶にぴったりの春の新作スイーツ「桜花酥」をいただきました!
桜花酥って、どんなお菓子?
桜花酥(おうかす)、中国語読みは「いんふぁすぅ」。
「酥」ってどんな意味なんでしょう。
実はこの「酥」、中華菓子の中でもパイやクッキーに使われている言葉なんです。例えば台湾で人気のパイナップルケーキや、香港を代表するお菓子・エッグタルトもその仲間。日本人からすると、パイとクッキーではだいぶ印象が違いますが、中国語では本来「サクサクした歯ざわり」という意味の言葉で、お菓子はもちろん料理にも使います。
サイト 80C [ハオチー] 「酥(スゥ)|パイ・クッキー・サクサクした歯ざわりのもの」 より
クッキーやパイのようなサクサクしたものを「酥」というんですね。読み方は「ス」。
確かに中国や台湾のお土産にいただくパイナップルケーキには 「鳳梨酥」と書いてありますよね!スイーツ以外にも揚げ物や炒め物の料理にも使う漢字だそうなので、「酥」を見たらサクサクしたものをイメージするといいかもしれませんね。
日本語では「桜クッキー」とか「桜パイ」といった感じでしょうか。
早速、いただきました!
なんとインパクトのある美しいかたち。
淡い薄ピンクが春を感じさせます。生地はサクサクです。「酥」の通りですね!それでも、口当たりは、ほろっとなめらかでやさしい。 中に入っている桜あんは、桜餅のような風味で、とてもまろやか。日本ではいただいたことのない中国ならではのスイーツです。
見た目からも味からも春を感じる一品「桜花酥」。中国茶と一緒にいただいてみたくなりました。
オンラインストアが始まりました!
甘露さんでは季節ごとに中国菓子を作ってお店で提供されています。
その中国菓子がオンラインストアでも買えるようになりました!
やろう!と決めて、5日でオープンをされたという行動力が半端ない甘露さん。
3月31日に始まったオンラインストア。 販売開始直後、すべての焼き菓子が売り切れてしまったそうです。甘露さんのTwitterを見ると、たくさんの甘露ファンから喜びと祝福の声が上がっていました。お店で食べたいけど、なかなか行けないという方もいらっしゃると思うので、甘露さんのお菓子を楽しめる機会が増えて、うれしいですよね。
オンラインストアはこちらからご覧いただけます!
向井さん、どうもありがとうございました!
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
「甘露」について
・中国茶と薬膳スイーツ「甘露」
・新宿区西早稲田3-14-11
・03-6823-5484
・営業時間 11:30~18:00(土日祝はランチタイムはお休み)
・木曜日定休
・公式HP