こわれ歌舞伎揚 CASE Shinjuku いただき物語 その135


いつもいろいろなお菓子を下さる漫画原作者の猪原先生よりこわれ歌舞伎揚をいただきました!
みんな大好き歌舞伎揚!どうもありがとうございます!!

こわれているとまさかの〇〇円!!

歌舞伎揚って、なんでこんなにおいしいんだろう!と感激してしまうほど、おいしいですよね。
誰もが愛してやまない歌舞伎揚、こわれていると、たっぷり入って、まさかのお値段なのです。

皆さん、メモのご用意はよろしいですか?

なんと、、、200円です!200円ですよ!(テレビショッピング風)

「あの歌舞伎揚が200円!?」

と、森下さんもびっくりしていました(笑)

お店により多少金額が変わると思いますが、200gも入って200円はお得ですよね!
そんな歌舞伎揚を販売している株式会社天乃屋は1953年に設立された老舗です。最初は歌舞伎揚は販売されていなく、甘納豆の製造卸会社だったそうです。甘納豆とおせんべいって似ても似つかないので、ちょっと以外ですよね。甘納豆が販売されたのは、戦後の復興時期。当時はお菓子の種類があまりなく、甘納豆は人々にとって貴重なお菓子の一つだったそうです。しかし、その後経済成長と共に、お菓子の種類も増え、様々なお菓子を楽しめる時代へと変化をしていったそうです。そんな中、天乃屋は揚げ煎餅と出会い、人々が美味しそうに食べている姿を見て、米菓業界への転換を決意されたのだそうです。歌舞伎揚は1960年に開発が始まり、1969年に販売を開始しています。歌舞伎揚が販売されてから、今年で50年になるんですね。

最初は甘納豆の会社だった為に、歌舞伎揚の完成までの道のりは長く、失敗の連続だったそうです。
そんな試行錯誤を経て、今では多くの人に愛されるお菓子となっているわけですから、ありがたいと思うと同時に、あきらめなければ、最後にはきれいな花が咲くことを教えてくださっているようですね。かっこいいです!

歌舞伎揚本舗ホームページ参照

なぜ歌舞伎揚という名前なのだろう?

よくよく考えてみると、どうして「歌舞伎揚」という名前をつけたのだろうと疑問に思いました。
歌舞伎揚本舗ホームページに、名前の由来が載っていました。

歌舞伎といえば日本の伝統的な古典演劇であり、その昔日本で『芝居』といえば『歌舞伎』のことでした。17世紀の初め頃から、歌舞伎踊りが町民層の人気を集めて発達し、次第に演劇的な完成度を高めていきました。
そして、せんべいは我々の食生活に潤いをそえている幾多の菓子類の中でも日本独特の菓子であり、古くから皆様に親しまれてきました。
そこで弊社では、この両方の伝統文化を伝えようと、せんべいの包装袋に歌舞伎で使用されております定式幕緞帳の模様を取入れ、せんべいの一枚一枚にも歌舞伎の家紋をデザインしたものを刻印し『歌舞伎揚』と命名致しました。

歌舞伎揚本舗ホームページ「歌舞伎揚の由来」より

歌舞伎踊りと日本独特のお菓子の伝統を融合して伝えようと「歌舞伎揚」という名前がつけられたんですね。ここで私はあることに気づきました。この「歌舞伎揚の由来」を読んでいなかったら、死ぬまで知らなかったかもしれない事実を・・・。

家紋が刻印されているなんて!!!!!

皆さん、ご存じでしたか?ごめんなさい、私は今日の今日まで、家紋が刻印されているとは知りませんでした。そんな手の込んだことがされていたなんて・・・。そんなことも知らず、バクバクとおいしいおいしいと言って食べていたことを、この場をお借りして謝罪したいと思います。申し訳ございませんでした(笑)

歌舞伎揚には、丸いかたちのと四角いかたちのがありますが、それぞれに入っている家紋が違います。

丸いほうには片岡仁左衛門家の家紋「七ツ割丸に二引(ななつわりまるにふたつひき)」、四角いほうには市川団十郎家の家紋「三枡(みます)」が刻印されています。

歌舞伎揚本舗のホームページに、揚げる前、揚げた後の歌舞伎揚が載っていますので、確認してみてください!

ということで、猪原先生からいただいた歌舞伎揚をじっくり眺めてみました。

和の感じを出すために、一応筆ペンで書いています(笑)

確かに線が入っています。なんだか感動しますね。古代に使われていた文字を発見しちゃったみたいな、すごい経験をした気分です(笑)

因みに、猪原先生は、すでにご存じでした!コンチクショウ!!(笑)

猪原先生も、もちろんご自身のブログ「News ACT」に歌舞伎揚記事を載せられていました!
ぜひ、ご覧になってみて下さい!

歌舞伎揚をじっくり眺めるだけじゃ、私の胃袋は満足しなかったので、試食させていただきました(笑)

おいしい!おいしすぎる!歌舞伎揚がある日本に生まれてよかった!ありがとう!

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

こわれ歌舞伎揚について

・こわれ歌舞伎揚
・歌舞伎揚本舗
http://www.e-amanoya.co.jp/index.html
・直売店(こわれ歌舞伎揚以外にも様々なおせんべいが売っていて楽しいです!)、直営店、各地のスーパー、ネット


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