新潟限定 サラダホープ CASE Shinjuku いただき物語 その117


シェアオフィス&コワーキングスペース CASE Shinjuku のメンバーさんに、新潟県のおみやげをいただきました!
「新潟限定」と銘打ったサラダホープです。
東京生まれ東京育ちの私にとっては、サラダホープってあまり聞き慣れないな…というところから、この物語は始まります。

サラダホープを買えるのは新潟県のみ!?

新潟市公式観光情報サイトによりますと、サラダホープの誕生は昭和36年(1961年)。亀田製菓から新潟県内で販売され始めたそうです。最初は日本全国での販売を目指していましたが、新潟県内での売れ行きが予想をはるかに上回ってしまい、県外への出荷を一時やめました。その後生産ラインを整え、再度「いざ全国販売!」となったところ、既にサラダホープの人気に目を付けた他の企業が類似品を販売し人気が出てしまっていたため、サラダホープがまさかの「後出し」と勘違いされてしまい、その後はほぼ新潟県内のみでの販売にとどめている…ということらしいです。
「サラダホープ?知らないなー」なんて気軽な気持ちで調べたら、なんとも衝撃的な歴史に出くわしてしまい、もう感嘆の息しか漏れません…

しかし最近は「地域限定」「ご当地銘菓」などは、むしろ人々がこぞって手に入れたがるご時世です。
このサラダホープも「新潟に行かないと手に入らない」という状況が、今はプレミア感に変化しましたね。継続は力なり…!

新潟県内へ出掛けた人、新潟県出身の人が帰省した際、などの「新潟みやげ」としてサラダホープを配ると、新潟県外の人は「なんだこの美味しいおかきは…!」と驚愕し、「もう一度食べたい!どこで売っているんだ?!」と近所のスーパーマーケットなどを血眼になって探し、見つけられずに打ちひしがれていると、新潟県民がそっとサラダホープの小袋を差し出し「これかい?」と微笑とともにくれる…
きっとそんな情景が繰り広げられていることでしょう。

サラダホープは「サラダ味」!

サラダホープは、もち米を原料としたサクサクな食感がたまらない!食べ始めると止まらない!誰もがやみつきになること間違いなしの軽~い口当たりのおかきです。
やみつきになる理由のひとつは、なんとも言えないあっさりした塩味ではないでしょうか。最近は様々な種類の味も楽しめるようですが、「サラダホープ」のオリジナル、原点はこの塩味だと思います。
いわゆる塩味のことを、サラダホープだけではなく他のおせんべいでも「サラダ味」って呼ぶことをご存じですか?
野菜の味がするわけでもないのにサラダ味…? きっと誰もが一度は抱く疑問ではないでしょうか。

じつはこのサラダ味は野菜のサラダとは関係がなかったのです。
おせんべいやおかきに塩をまぶしただけだと、すぐに取れてしまい、せっかくの塩味が薄くなってしまうのです。そこで塩にサラダ油を混ぜて吹き付けるという製法が編み出されたそうなのです。
そう、だからサラダ味のサラダは「サラダ油」のことだったのです。驚きですね。

…え?じゃあサラダ油はなんで野菜の味がするわけでもないのにサラダ油っていう名前なの?ですって…?

調べました(笑)
塩や酢、こしょうなどを混ぜドレッシングとして、生野菜などに掛けてサラダとして生食することができる油というところからだそうです。
いやー、勉強になりましたねー。
いただき物語はこういう豆知識などがちょいちょい載っているので、お時間のあるときは他の物語も是非ご覧になってみてください。
新潟県のご近所さん(?)、群馬県についての小ネタ…いえ、ちょっとした情報なんかも知ることができますよ!

そんな情報発信の元となる、素敵なおみやげをありがとうございました!

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

新潟限定 サラダホープ について

・新潟限定 サラダホープ
・亀田製菓株式会社
https://www.kameda-netshop.jp/SHOP/keyword/saladahope
・新潟県内ギフトショップ、ネット通販にて購入可


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