新宿区高田馬場にあります シェアオフィス&コワーキングスペース CASE Shinjuku で長いことメンバーで居て下さっている方から、栃木県のおみやげをいただきました!
栃木県で「はちみつ」…?
その名も「はちみつサブレ」です。
パッケージもかわいいですが、サブレにペイントされているイラストもかわいいですね。
しかし、「栃木県」と聞いて、すぐに「あぁ、栃木県と言えば はちみつ だよね!」とはなりませんでした。
もしかして私だけ…?!
そこで、ちょっと調べてみましたー!
「栃木県 名産品」で調べてみましたところ…
「餃子」「ゆば」「いちご」「レモン牛乳」…など、やはり聞き慣れた商品がヒットしましたが、そのなかに「はちみつ」はないようです。
しかし!栃木県内には大きな養蜂場がいくつかあることが判明いたしました。
栃木県養蜂組合 なるものまであります。
「へー!そうなんだー」などと軽く興味を持っただけで、ホームページを眺めていたのですが、そこで意外な事実と出会うこととなったのです!
栃木名産「とちおとめ」は蜂がいなくては作れない!
養蜂場は、その名の通り蜂をたくさん飼っています。この蜂たちが、いろんな場所へ飛んで行き、さまざまな花の蜜を吸って巣箱へ戻ってきます。その飛び回る際に「花粉を運ぶ」というお仕事も同時に担っているのです。
確かに、小学校の理科の授業で習ったような記憶が、はるか彼方からよみがえってきました。
「とちおとめ」をはじめとするいちごやりんごなど、果実をつける植物は、花が咲いたときの「受粉」が必要なのです。
おしべの花粉がめしべに付着するのが「受粉」です。覚えていますか?(笑)
この大切な受粉作業を担っている、またはお手伝いをしているのが養蜂場の蜂たちなのです。
基本的には同じ花のなかにおしべとめしべがあるので、花の中に蜂が体を入れることでそれらが触れ合うこととなり自然に受粉するのですが、「花粉を運ぶ」と言ったのは、体に花粉を付けた状態で飛んで行くと、飛んで行った先の花のめしべに体が触れ、それによって受粉させることもあるからなのです。
蜂が花から花へ飛ぶのは、本来花の蜜を集めるためなのに… 本当によくできたシステムですね。
神様ってすごい!
「はちみつ」は栃木県の隠れ名産品!
言わずとしれた栃木県の名産品である「いちご」の収穫量は、約2万4,800トンで日本全体で見ると、約15.6%だそうです。もちろん生産量は日本で1位!
じつは次に生産量が高いのは「なし」で、収穫量は約2万700トン。約8.37%ととなり、日本では3位。これは意外な気がしました。
少し意外なのでいうと「キウイフルーツ」などもあります。約957トンの収穫量で、日本では6位とかなり上位です。
他にもブドウやクリ、ブルーベリー、いちじくなども収穫量はけっこう高いそうです。
どのくだものにしても「受粉」は必要なものでして、栃木県の名産品をたくさん作るには、蜂たちにたくさん活躍してもらわないといけないわけです。
そんな蜂たちによって集められた蜜は「はちみつ」となり、また商品になるのですから、この「はちみつ」も隠れ名産品と呼んでも良いのではないでしょうか?
そんな「はちみつ」を使用したサブレをいただきました…!
というお話でした(笑)
いちごやなしを思い浮かべながら、はちみつの甘みたっぷりのサブレをいただきたいと思います!
すてきなおみやげをありがとうございましたー!
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
はちみつサブレについて
・はちみつサブレ
・㈱ 長登屋
・http://www.nagatoya-gift.com/index.html
・栃木県内ギフトショップにて購入可能