プロローグ

(ここは物語なので、お急ぎの方は次の【機能するシェアするオフィス】へどうぞ)

CASEは、2013年11月にグランドオープンしたシェアするオフィスです。
新宿区高田馬場の築44年になろうというテナントビル4Fにあるシェアオフィスとコワーキングスペースを併設する100坪の空間。
それがCASEです。
JR高田馬場駅、西武新宿線高田馬場駅、東京メトロ東西線高田馬場駅の3駅から徒歩1分という場所に、何故か知る人ぞ知る隠れ家的な空間が広がっている。
そんなCASEでした。

長い間、シェアするオフィスのフロントで働いてきた私には、その魅力と機能について誰よりもよく知っているという自負がありました。自ら会社を立ち上げることができたのも、その会社が少しずつだけれども成長しているのも、シェアするオフィスの機能による効能の賜物です。
シェアするオフィスがあったから出会えた多くの人々に支えられているという絶大な安心感。
シェアするオフィスで出会う人たち同士が、ときには誰かの力になったり、ときには誰かに支えられたりしながら豊かになっていくという明確なイメージ。
そんなこんな根拠のない自信により、JR山手線高田馬場駅から徒歩1分の場所で100坪のシェアするオフィスを運営させていただくことになりました。

何もなかった雑居ビルのただ広いだけの空間をシェアするオフィスに設えて、誰も居なくてただがらーんとした空間で、毎日誰かがやって来てくれるのを待ち続けたオープンからの3年間。この空間を心地よく思ってくれる人、この空間を好ましいと思ってくれる人、この空間が楽しいと思ってくれる人、そんな人たちが、一人ずつ、一人ずつ集まって来てくれました。

特定の場所を選ぶという行為は、個人の指向性と思考性に寄るところなので、集まる人たちは、どこか指向と思考が似ています。
CASEの場合、職種、国籍、性別、年齢その他の属性とは無関係に、ただ自然に「この空間が好ましい」と感じる人たちが居る空間ができあがっていると感じます。結果「多様性とある種の調和」がCASEの大きな魅力になりました。
その空間に相応しくない人は知らぬ間にいなくなっていたりします。空間がその人に相応しくない場合も同様です。また成長してその空間には納まりきらなくなって相応しい場所に移って行く人もいます。これはいずれもお互いにとって望ましいことです。
そんな「よき出会いと、よき別れがある」。シェアするオフィスにとって、これは大事なことだと感じます。

そして、グランドオープンからちょうど3年が過ぎた2016年11月1日、
CASEの増床とシェアオフィスリニューアル工事が始まりました。

増床部分の5階には、6つの完全個室を備え、事業を拡大する強い意思を持つメンバーをお迎えしたいと考えています。
内装のリニューアルを行う4階シェアオフィスと、相変わらずここちよいコワーキングスペースには、新宿・高田馬場周辺のベンチャー企業やスタートアップ企業の方々にもセカンドオフィスとしてお使いいただける仕組みを作りたいと考えています。

では、なぜ今、増床なのか。
その前に…、私たちが考えるシェアするオフィスの魅力についてお話ししておく必要がありそうです。