こんにちは!CASE Shinjuku(以下CASE)の山﨑です。
8月も炊きたてごはんの会を開催しました!
夏に食べたいあの料理をチョイスしました。
マルコメさんの冷や汁の素
CASEから徒歩2、3分のところにマルコメさんの直売所があります。ある日、森下さんが冷や汁の素を発見!
「これを夏の炊きたてごはんの会で食べてみたいのよね~。」と何度か言っていた森下さんの願いがついにかないました!

なるべくみなさんに冷たい状態で召し上がっていただきたかったので、早めにごはんを炊いて冷ましました。
うちわやハンディタイプの扇風機で冷ましましたが、しかしこのごはんの量は14合。全然冷めませんでした!(笑)

大きな器にお豆腐をたっぷり入れた冷や汁をご用意。ここからみなさんによそっていただきました。

デザートにはとらやさんのようかんもご用意。こちらは赤坂店・京都一条店限定で売られている「千里の風」。とらやさんの屋号の虎にちなんだ特製ようかんです。とてもクールですよね✨

いただきます!冷や汁が初めての方も
「初めて冷や汁を食べました!」という方もいらっしゃいました。
確かに東京では、冷や汁をいただく機会は少ないかもしれません。私も前回食べたのは2、3年前になると思います。
冷や汁は宮崎県の郷土料理とのこと。冷や汁の歴史は、次のように伝えられています。
「冷や汁」は、即席のかけ汁で宮崎県の平野部を中心とする郷土料理である。近年は、食文化の情報が広がるにつれて県内に広がり、暑く湿気の多い宮崎県の気候風土の中で根づいていった。自然豊かで山の幸、海の幸に恵まれ黒潮に面した日向灘で採れる新鮮で豊富な魚介類、太陽の恵みを受けた野菜や作物など、美味しい食材の持ち味を生かした食べ方が「冷や汁」である。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hiyajiru_miyazaki.html より
農民たちが暑い夏に、麦飯に生味噌をのせ、それに水をかけて食べていたことが元になっているといわれている。麦飯のほうも、かつては、丸のままの大麦をいったん炊いてから、水を加えてふやけさせ、それをもう一度炊き上げたものであったらしい。山地の多い宮崎県の農民たちにとって、藩政時代には、米はきわめて貴重なものだったことがうかがえる。
今はこうして、ねりごまや様々な魚のエキスが入った冷や汁の素で、簡単に冷や汁がいただけるのはありがたいですね。
森下さんがたくさん用意してくれたスライスしたきゅうり、きざみみょうが、きざみしょうが、大葉の他、サラダチキン、ごまをのせ、モリモリいただける冷や汁の完成!
夏には毎日いただきたいくらいおいしいです。一口いただくと、みそのコク、魚のだしがふわっとお口に広がります。たっぷりのせた薬味がさわやかなアクセントとなり、夏バテで食欲がないときでも(私は一度もありません笑)、スルスルといただける夏にぴったりの逸品です。

みなさん、おいしそうに召し上がっていました。おかわりも続出していました!


さっぱりしたものを食べたいとき、食欲がないとき、ぜひみなさんもお試しください!
9月の炊きたてご飯の会も楽しみにしていてくださいね~!
以上、シェアオフィス&コワーキングスペースCASE Shinjukuの山﨑でした!