嘉山さんより、デンマークのお土産をいただきました!

Karen Volf 偉大な功績を残したデンマーク女性
パッケージに赤文字で書かれてある「Karen Volf(カレン ヴォルフ)」は実在したデンマーク女性の名前です。
クッキーを手にした女性のイラストがKarenさんでしょうか。
Karenさんはコペンハーゲンの北側にあるヘレルプという町で、1890年にお店開いたパン職人兼菓子職人です。
this was unusual for a woman at that time and place. As a result of the popularity of her cakes and biscuits, by the early 1900s she was able to serve the whole of Copenhagen by introducing automobile-based deliveries. In the 1920s and 1930s, the business expended to the whole of Denmark with outlets throughout the country. Today her biscuits and cakes continue to be produced on an industrial scale as Karen Volf products by the Bisca establishment in Stege on the island of Møn.
これは、当時のその地域では女性としては珍しいことでした。彼女のケーキとビスケットは人気を博し、1900年代初頭には自動車による配達を導入してコペンハーゲン全域にサービスを提供できるようになりました。1920年代と1930年代には、事業はデンマーク全土に拡大し、全国に店舗を展開しました。今日でも、彼女のビスケットとケーキは、
https://en.wikipedia.org/wiki/Karen_Volf
メーンの島ステーゲにあるビスカ社で、カレン・ヴォルフ製品として工業規模で生産され続けています。
デンマークではきっと知らない人はいないくらい有名なのではないでしょうか。
ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースやサーティーワンアイスクリームのバスキン・ロビンスのように、立ち上げた人物が旅立っても、その味が伝承され続け、今もなお人々に愛され続けているのは本当にすてきなことです。
オーツ麦の夢 Havredrøm
今回いただいたお菓子は「Havredrøm」というオートミールのクリスピークッキー。
Havreはデンマーク語でオーツ麦、drømはドリームという意味だそう。そのまま日本語に直訳すると「オーツ麦の夢」。
オーツ麦の豊かな実りへの願いや、麦そのものが見る夢といった詩的なイメージが込められているのでしょうか。

いざ試食!
ざくっと食感のよいクリスピー生地の間に、バニラフレーバーのクリームが挟まったクッキーです。
かむたびに、じゅわっと甘みが出てきますが、そこまで甘くなく、もう一枚いただきたくなるあと引くクッキーです。
コーヒーや紅茶と一緒にいただいたら、休憩にぴったりのおやつです。
海外に行くのは、時間もお金もかかりますが、お土産をいただくとちょっぴり自分も旅行した気分になります。
知らないお菓子を知ると、実際にそのお菓子が販売されている国や地域に行ってみたくなるのもお土産の魅力の一つですね。

デンマークに行ってみたくなる素敵なお菓子をありがとうございました!
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
Havredrømについて
- Havredrøm
- Karen Volf
- https://karenvolf.dk/produkter/havredroem-med-cremefyld-med-vaniljesmag/
- デンマーク、オンラインショップなど