こんにちは!新宿区高田馬場にあるシェアオフィス&コワーキングスペースCASE Shinjukuの山﨑です。
最近CASEでは、外国人のメンバーさんが増えつつあります。
今年のゴールデンウィークに開催した毎年恒例の床磨き大会では、3分の1の方が外国人のメンバーさんでした。
床磨き大会では、床を磨いたあとに、ホットプレートやフライパンを使ってさまざまなごちそうを作り、一緒にいただきました。
料理するところを見ていたドイツ人メンバーのファビアンさんが一言。
「今度僕がここでドイツ料理を作ってもいいですか!?」と。
「いいんですか!」と盛り上がり、話はトントン拍子で進み、開催が決定。
「世界の料理 ドイツ編 ファビアンさんの手料理」の始まり始まり~♪
気合満々 本気のファビアンさん
材料の調達や仕込み、調理器具の確認を念入りにされていたファビアンさん。
「今日はソーセージと生ハムを買ってきたよ!」
「明日はもう一度、ソーセージのお店に行って調達してくるんだ!」
「大きな鍋を使いたいんだけどあるかい?」などなど…。
ファビアンさんの熱量に圧倒されてしまったスタッフ(笑)す…すごい…。こんなにしていただいていいんですか?と恐縮してしまうほど。
イベントが近づくにつれて、ワクワク度がどんどん増していきました。
当日は奥様と一緒準備をしてくださいました。
ドイツのビール ヴァルシュタイナーで乾杯!たくさんのごちそうに目がキラキラ
当日の参加者は22人!皆さん、このイベントに興味津々!
ファビアンさんおすすめのドイツビールの「ヴァルシュタイナー」とドイツの白ワインを用意。
お料理はすべてファビアンさんがご用意してくださいました。イベント前、「みんなにおごりたい」と日本語でおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
そんな心の広いすてきなファビアンさんがご用意して下さったのは、私たちが初めて知るドイツ料理の数々!
ソーセージや生ハムの他、ドイツのパンやプリッツェル、ツヴィーベルクーヒェン(ベーコンなどが入ったキッシュのような玉ねぎケーキ)、ファビアンさん特製のキャベツサラダとポテトサラダとチーズソース、ケーゼシュペッツレなどが並びました。
これらは、乾杯してすぐにみなさんに召し上がっていただけるように、とご用意下さったもの。
「この料理はなんですか!?」「このソースめっちゃパンに合う!」「おいし過ぎる!」とみなさん興奮気味の様子。
お料理の前に大行列ができていました。
そしてみなさんが、ワイワイやっている後ろでは、ファビアンさんたちが黙々とケーゼシュペッツレとソーセージの調理をしていました。
ケーゼシュペッツレはシュペッツレというパスタをチーズで和え、ローストオニオンをのせた料理です。
パスタの作り方は中国の刀削麵に似ていて、練った生地を平べったく、細くしてお湯でゆでて、冷たい水で冷やす、という工程を繰り返します。
調理をするファビアンさんを、私は興味津々でじっと見ておりました。
チーズクリームで和え始めたときは、いい香りがコワーキングペース一面に広がっていました。
最後にローストオニオンをたっぷりかけて完成!!
みなさん、子供のような満面の笑みで、ケーゼシュペッツレを楽しんでいらっしゃいました。
濃厚なチーズソースが絡み合ってとてもレッカー!(ドイツ語でおいしい)
ローストオニオンは香ばしく、マイルドなソースに味と食感でアクセントを加えてくれます。
ファビアンさんが作る手料理はお母様直伝とのこと。日本で、ドイツの方に本場ドイツ料理を作っていただけるなんて、本当に貴重でした。
ファビアンさんの隣では、ソーセージのいい香りが…。
焼くのは、Drop-inでご利用くださっていたドイツ人のクリスチャンさん。
3日前にドイツから日本にいらっしゃり、Drop-inで連日ご利用くださっていました。
ドイツ出身と初日に伺ったことがきっかけで、イベントにお誘いしてみたところ、一緒にいらしていた弟のアレックスさんと参加してくださいました。
ソーセージを誰に焼いてもらおうか悩んでいたというファビアンさん。奥さんにお願いする予定だったそうですが、気づいたらとても自然に、何の違和感もなく、慣れた手つきでクリスチャンさんが焼いてくださっていました。
「やはりドイツの方は、ソーセージを焼くのがうまいですね!」と私がファビアンさんの奥様に話すと「小さい頃からやっていることなので、寝ながらでも焼けると思いますよ(笑)」と面白い返答が。
ドイツ出身のご兄弟がこのタイミングで来日し、CASEを仕事場として選んでくださり、イベントに参加してくださったのは、偶然かつ奇跡に近い出来事でした。
ソーセージはジューシーで、噛んだ瞬間パリッといい音がして、とてもおいしかったです。
グローバル感満載のすばらしいイベントになりました
「今度僕がここでドイツ料理を作ってもいいですか!?」
ファビアンさんのうれしい一言から、こんなにもすてきなイベントを開催することができて、ファビアンさんには感謝でいっぱいです。
日本にいながら、ドイツを旅した気分になりました。
言葉がうまく伝わらなくても、食べ物は国境を越え、人と人とをつないでくれる存在なんだなぁと実感しました。
ファビアンさん、奥様、みなさん、どうもありがうございました!
CASEはこれからもグローバルに進んでいきます!
以上、新宿区高田馬場にあるシェアオフィス&コワーキングスペース CASE Shinjukuの山﨑でした!