家伝 くるみゆべし CASE Shinjuku いただき物語 その145


新宿区高田馬場にある CASE Shinjuku は、各線高田馬場駅からとても近いところにありまして、ビルの4階にシェアオフィスコワーキングスペース、5階に個室(プライベートオフィス)が6室あります。

現在はとてもありがたいことに、6室の個室はすべてご契約をいただいており空室はございません。
あ、シェアオフィスの固定ブースは空きがございますよ!お気軽にお問い合わせ下さいね!

さてそんな個室の一部屋をご利用下さっている方が、先日「家伝 くるみゆべし」をおみやげでくださいました!

「ゆべし」と「ゆべし」

「ゆべし」と聞いて私が思い浮かべるのは、もちもちとした甘じょっぱいお餅のような茶色い生地を伸ばし、真ん中にあんこを載せて、おまんじゅうとは違う…波打ち際のテトラポットのような不思議な形に包み上げている和菓子です。
上にまぶしてあるケシの実のプチプチ感も大好きです。

しかし、一言に「ゆべし」と言っても、日本国内でいろいろなものがあることをご存じでしょうか?私は知りませんでした!!

まずは大きく分けて二種類。
「珍味」扱いの「ゆべし」。これは柚子の果実を主材料に作った酒の肴やご飯のおかず的な存在だそうです。
そして「和菓子」の「ゆべし」。これは、西日本では主に柚子を、東北や北関東あたりでは主にクルミを使ったお餅のお菓子のことを指すようです。しかも、形状もその土地によっていろいろあるらしく、上記に挙げましたゆべしのように皮を包み上げた形状だけでなく、あんこが入っておらず棒状のもの、三角形のものなどもあるようです。
確かに今回いただいたゆべしは、 東北方面のゆべしなのでクルミを使っている和菓子ではありますが、あんこは入っていないようですし、包み上げたものではなく正方形に近い形をしています。

ほー、調べてみるものですねー!

「ゆべし」と「くるみゆべし」

包装がとってもかわいい!

今回、いただきましたのは和菓子のゆべしと言えばココ!と言っても過言ではないのでは?!というほどの老舗 ㈱かんのや さん!の「家伝くるみゆべし 三味」です。
その名の通り、オリジナル、ごま、ゆずの三つの味が入っていました。
かんのやさんでは、このあんこが入っていないお餅だけのものを「くるみゆべし」、そしてあんこを入れて包み上げたものを「家伝ゆべし」と呼んでいるようです。

「皆さんでどうぞー!」といただいたおみやげですので、味見とは言え、私ひとりが全種類をいただくわけにはいきません。ですので味に関する個人的な感想は割愛させていただきますが、これまで生きてきた中で出会った「くるみゆべし」のオリジナルは、もちもちの甘しょっぱい生地とクルミのコリコリとした歯触りが最高で、とてもおいしかったと記憶しています!だからきっと、ごま味もゆず味もおいしいに決まっていますよ!!ということだけお伝えさせていただきます!

「かんのや」の創業は、なんと1860年!もともとは「菅野屋(かんのや)」としてゆべしを作り始めたそうです。
ゆべしの味は代々受け継がれ、途切れることなく今へとつながり、今では福島県を代表するお菓子となっています。
すごい…!

ちなみに、「家伝ゆべし」とはこれです。

かんのや さんのホームページに掲載されている「家伝ゆべし」です。

この独特な形(私が「包み上げる」と表現した形)は、かんのやさんの紹介によりますと、鶴が羽を広げた姿をイメージして作られているそうです。
なぜ鶴なのか、その理由がまたすごくてですね…

— その昔、三春城主 “田村義顕”公 の祖先 “坂上田村麻呂” が2羽の丹頂鶴に育てられたとの故事に由来しております。

と、ホームページには、このような記載がありました。
三春城の「三春」は、現在も福島県田村郡三春町として名前が残っています。城自体は城跡のみが残っている状態ですが、三春駒といった伝統工芸品、三匹獅子や長獅子などの民俗芸能、三春滝桜という日本三大桜のひとつなどもある、歴史と文化が香る町なのだそうです。
そんな町に残っている城主の祖先が鶴に育てられたという故事は、なかなかインパクトが強い気がします。
これからゆべしを食べるときには「これがあの…」と、必ず思い出すようにしたいです。

もうひとつだけおすすめさせてください!

このかんのやさんのホームページなんですけど、お目当ての商品を探すのに便利な「商品検索」があるんです。
そして、それとは別に「食感検索」っていうのもあるんです!!
「もちもち」とか「サクサク」とか、食感の好みで検索できるんですよー!これもすごく便利だし、新しいと思いませんか?!

もちもち、ふわふわ、しっとり、パリパリ、サクサク!

ゆべしを製造することから始まったかんのやさんですが、今はサブレーやバウムクーヘン、直営店限定販売のロールケーキなどの洋菓子の品ぞろえも豊富となっています。
どれもおいしそうですし、おみやげにもよろこばれそうなものばかりが見受けられます。「かんのさんのお菓子」と言ったら、もらった人も驚くのではないでしょうか。
歴史を大切にしながらも新しいものを取り入れる!いくつものチャレンジが成功しているようです!

今回、私がゆべしを食べることができなかったことで、味の感想などではなくゆべしの歴史を調べて、そこでわかったかんのやさんのすばらしさもお届けしてみました。少しでも伝われば幸いです!

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

家伝 くるみゆべし 三味 について

・家伝 くるみゆべし 三味
・㈱かんの屋
http://www.yubeshi.co.jp/
・福島県内「かんのや」店舗をはじめ、県内、近隣土産店、国内物産展で購入可能。公式HPからの通販もあり。


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