CASE Shinjuku いただき物語 その32


鳩サブレー

Mikoshi Japan,Incのカメラマン 金子さんより鎌倉のおみやげ「鳩サブレー」をいただきました。

「鳩サブレー」は鎌倉発祥のお菓子だと、皆さんはご存知でしたか?東京でもよく見かけるお菓子なので、東京ばな奈みたいな感じで東京発祥のお菓子かと思いましたが、鎌倉発祥なのですね。

クッキーとおせんべいの中間みたいな、なんとも言えない食感、歯ごたえが絶妙ですよね。味もソフトな甘さでやさしいお味です。

鳩サブレーと聞くと、2つの謎が浮かんでくると思います。

 

鳩サブレーの謎、その1「なぜ、サブレーと語尾をのばすのか」

サブレーという単語はフランスから来たもの。フランスではサブレーをサーブゥと発音し、語尾をのばしません。そして多くの人は、サブレーとのばすより、サブレとのばさないで言うことのほうが多いでしょう。それなのに、なぜサブレーとのばすのでしょうか。

鳩サブレーを製造する豊島屋のサイト内「鳩サブレー鎌倉生まれの鎌倉育ち」によると

ょうどこの試作が出来上った頃の或る日、欧州航路から帰朝したばかりの友人の船長さんが見えられたので、初代は早速この試作のピスケを食べてもらったそうです。

するとその方が「おや?久さん(初代は久次郎と申しました)コイツはワシがフランスで食ったサブレーちゅう菓子に似とるゾ」と云われ、初代は初めてサブレーなるものの存在を識ったのでした。

初代はこのサブレーと云う語呂に、先づは「三郎」の類似点を感じ、親しみを抱いたのでした。即ちサブレー・三郎と云った語呂合わせが初代の頭に焼きつけられたのでした。

名前の由来って、本当に面白いですよね。日本人によくある名前の「三郎」と似ているお菓子だから、より人々に親しみ感を与えているのかもしれませんね。

 

鳩サブレーの謎、その2「なぜ、鳩の形をしているのか」

鳩をお口にするのはなんだか申し訳ない気持ちになることがしばしばございますが、どうして鳩の形をしているのでしょうか。

先ほどと同じく、豊島屋のサイト内「鳩サブレー鎌倉生まれの鎌倉育ち」によると

もともと、鶴岡八幡宮を崇敬していた初代は、八幡さまの本殿の掲額の(八)の字が鳩の抱き合わせであり、境内に一杯いる鳩が子供達に親しまれているところから、かねて「鳩」をモチーフに何かを創ろうと考えていました。そこにサブレー・三郎のヒラメキが来ました。あたかも八幡太郎義家、源九郎義経のごとく、鳩三郎(鳩サブレー)となったのです。鳩サブレーのネーミングには、こんないきさつがあったのでございます。

鶴岡八幡宮とは、鎌倉にある神社です。その神社の本殿の掲額の鳩で描かれた八という字が鳩サブレー発祥の元になっているとは、面白いですよね。これが猫とか犬とか違う動物だったら猫サブレーとか犬サブレーなんていう違う名前で皆さんに知られていたかもしれませんね。

いただいたものを食べて、美味しい~嬉しい~と感じるのは素敵ですが、歴史や作った人の想いを少しでも垣間見ると、そのものへの印象が強くなったり、いただくことへのありがたさを感じたり、知識が増えたり、こんなにも見えてくるものが変わってくるんだなぁと思いました。

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

鳩サブレーについて

・鳩サブレー
・豊島屋
https://www.hato.co.jp/index.html
神奈川県鎌倉市

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