コワーキングスペースで聞いてみた!「あなたのキーボードは何??」~まずはキーボードの構造を理解しよう編~


こんにちは!

新宿区高田馬場にあるシェアオフィス&コワーキングスペース CASE Shinjukuの岸です!

前回お届けした、モニター記事が功を奏し、モニターを使っていただける方が増えたような気がします。機械音痴でモニターの良さなど、どうでもよかった私ですが、よさを理解し、お伝えする使命を全うできた気がします。愛着が湧きました!
記事を書いている間にも、メンバーの五十嵐さんから、アドバイスをいただいたりして、本当にありがたかったです。「スーパーフロントウーマンになって下さい!」と励ましの言葉をいただきましたので、必ずやスーパーフロントウーマンになります!!

最近、このブログ等で文章を書くことが多くなって、すっかりライター気取りでモニターとキーボードと親密な関係になってしまいました。CASEフロントのキーボードが打ちにくいと文句を言ったことはここだけの秘密です。
なので、今回はモニターに引き続きキーボードについてとり上げたいと思います!

コワーキングスペース・シェアオフィスの利用って、性質上、PC片手に作業をするという方がほとんどで、やはりプログラマー等、IT系の方が多いわけです。そのため、そういったガシェットに詳しい方が多いのです(今、初めてガシェットという単語を使いました)。
そんなわけで、CASEのメンバーさんに「あなたの使っているキーボードは何??」ということで、ご自慢のキーボードを見せていただき、その魅力を存分に語っていただく企画をお届けしたいと思います。

 

この記事は、私のようにそもそもガシェットって何?というレベルの、願わくは若い女子にみていただきたいです!

 

と、キーボードを見せていただく前に、キーボートの基本的な構造を私と一緒に学んでいきましょう!

 

大きくわけて、キーボードは、4種類に分類されるそうです。
大まかにいえば、内部の仕組みが大きく異なるのですが、この違いだけで価格も全く変わってくるのです。500円から30,000円まで!キーボードの世界もピンからキリまでです。

 

というわけで、見に行ってきました!!

到着です!私、なんでも自分の目で見て、耳で聞いて、体験しなくては気が済まないたちでして、ヨドバシカメラのマルチメディアAkibaまで来てしまいました。
乗り換えで使うことくらいしかない秋葉原なので、オタク感に圧倒されてしまいました。メイドさんもいっぱい。

最も主流なメンブレン方式

まずは、最も主流な「メンブレン式」をご紹介します。
これはキーボードの中でも主流な方式で、最も安価に作れるものです。
なので、一般的なキーボードはこの方式が採用されています。

奥にシリコンゴムが入っていて、それがキーボードを押し返す力になっているので、その触感で打ち心地が変わってきます。

キーボードの打つところ(キートップ)があって、その下にシリコンゴム(ラバードーム)が仕込まれているという、最もシンプルな作りです。なんとなくイメージしやすいかな、と思います。

キートップを外すと下にシリコンゴムが入ってます

キーボード全体に大きな2枚のシートが合って、キーが押されることで通電し、場所によって位置が判別できるという仕組みです。

ヨドバシカメラの売り場の中でも、このメンブレンキーボードが最も多いです!
安くても、良いキーボードが結構あるので、コスパがとても良いです!

 

実はメンブレンにも、高性能で高価なキーボードがあって、それが富士通コンポーネント株式会社のリベルタッチ(Libertouch)。このキーボード、このキーボードの最大の特徴は、なんといっても、入力時の荷重が交換可能ということです。
キーボードって打つ時に重さがありますよね。軽いな、とか、ちょっと重いな、とか。その重さが個別に替えられるのです!

これが、どんな風に役に立つというと…。

私って、手が小さいんですよ、そして小指がかなり短い。なので、小指側ってどうしても打ちにくくなる。キーが重めのキーボードだったりすると、打ち損ねがあったりしてタイプミスが増えてしまう。
そんな時に、親指・人差し指・中指のキーを重めのものにして、薬指・小指のキーを軽いものにする、ということができるのです!どうしても、外側の指って力が弱くなりがちなので、このようなちょっとした工夫で作業効率が上がるというのは、かなり嬉しいですよね。

これでノートPCが薄型に!!パンタグラフ方式

次は「パンタグラフ式」です。

これは、一般的なノートPCなどに使われている方式です。
これは基本的な構造としては、メンブレン式と同じですが、キートップ内部が、「パンタグラフ式」なっているということです。

「パンタグラフってなんだよ!!」

これをお読みの女子のみなさん、そう思いましたよね。私もそう思いました、パンタグラフってなんだよ、と心のなかで叫んでいましたよ。

大丈夫です。簡単に説明しましょう。

電車の上の部分の電線部分についている菱形のアレです。

汚いキーボートですみません…

その菱形のものが、キーボードの中に埋め込まれていて、キーを押すことで伸縮されるという仕組みです。

このパンダグラフのおかげでよりキーボードが薄くなり、ノートパソコンなどの薄型のものに対応できるようになりました。キーのストロークは浅く、けれども、打ち心地のあるものが可能に!

岸奈津実的、オシャレ女子に使ってほしいオススメのパンタグラフ式キーボードがAppleのMagic Keyboard。スタイリッシュな見た目、薄くてスマート、そして打ち心地の良さ。

しかも、キーが白なので、ネイルアートも映える!!オフィスで使えば気分も上がること間違いなし!!

その打ち心地の良さはもはや快感!?メカニカル方式

どんどん行きましょう。

お次は、「メカニカル式」です。
ここから、マニアックでお高めのキーボードになります。
このメカニカルの最大の特徴は、キーがひとつひとつ独立している、ということです。

また、内部構造がメンブレン・パンタグラフと大きく異なり、伸縮する部分にスプリングがしこまれています。
そのスプリングの上に、軸が仕込まれています。

メカニカルキーボードで代表的なものが、ダイヤテック株式会社 FILCOからでているMajestouch  というシリーズです。
軸には、ドイツ・ZF Electronics社CHERRY MXスイッチを採用しています。この軸の色が代表的なもので、4種類(4色)あり、この色で性能が全く変わってきます。

こんな風にキートップの中の軸の色が変わります。

この色の種類で、キーの重さ、音も変わってきます。

赤く塗ってあるところ(軸)の色が変わります!

触ってみた感触としては、なんといってもキーボードを打っているという感覚が明確なのです!ストロークが深く、押している感じにブレがないのです。
一般的なメンブレンのキーボードのゴムを押しているぐにゃっと感が全くないわけです。

またカチカチと打鍵音が結構します。音が気になる人は気になってしまうかもしれませんが、それがまた心地よいのかもしれませんね、マニアの方には(その場合は静音のものなどがありますので、試してみてください)。

ゲーマーの方がよく使われるキーボードだそう。

思考直接入力を可能に!?キーボードの最高峰、静電容量無接点方式

そして、最後にもっとマニアックで高価な「静電容量無接点方式(せいでんようりょうむせってんほうしき)」を紹介します。
ややこしい名前ですね…。覚えて言えるようになるまでに、4日かかりました。嘘じゃないです、本当です(真顔)。

これは、構造を説明するのは難しいので、図を紹介しておきます。

この静電容量無接点方式を採用しているキーボードの代表格は、東プレ株式会社のリアルフォース(REALFORCE)と株式会社PFUのハッピーハッキングキーボード(HHKB)で、もちろんmade in Japanです(そういえば、海外のキーボード状況ってどうなんでしょうね)。

静電容量無接点方式のキーボードは耐久性に富み、約3000万回の打撃に耐えることができるといわれています。軽くスコスコっとした打鍵感が特徴です。
なんていうんですかね…、押した感じに雑味がないんです。メカニカルのキーボードってキーボードを打っている感じが、明確にするという印象です。ですが、リアルフォースやHHKBって、もっと打ってる感じが自然なのです。音も自然。
このキーボードを手っ取り早く試してみたい方は、ぜひセブンイレブンのATMのテンキー(暗証番号を打つところ)を試してみてください。あのテンキーは東プレ製なんだそうですよ!!

リアルフォースはホームポジションで指をおいた時に、キーボードの中心に向かって重く(45g)、離れていくにしたがって軽く(30g)なる変荷重が定番品のようですが、ALL30gやALL55gなど全てキーの荷重が同じになっている商品も多く製造されています。

また、キーボードの印字も表面にインクをのせて印字しているのではなく、特殊な印字がされています。

・昇華印刷
キートップにインクを染み込ませて、印字する方法。昇華性インクを高温で転写する。擦り切れることなく、耐久性に優れている。
・レ―ザー印字
レーザーを表面に焼くことによって印字する方法。刻みこむことにより、字が消えにくい。

HHKBは、プログラマーなどより専門的なお仕事をされている方が使われることが多いキーボードなのですが、2016年で20周年を迎えたとのこと!HHKB20周年のHPでHHKBを開発した東京大学名誉教授 和田英一先生が言っているかなり衝撃的な言葉があって、

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない」

そうです、PCの使い手ということは、アメリカのカーボーイと、ほとんど同じということです!(笑)
というのは冗談ですが、それくらい大事な道具ということですね!!

カーボーイの鞍にも匹敵するHHKB!!

 

「たかがキーボード、されどキーボード」

キーボード何てどれも同じだと思っていましたが、こんなにも違いがあるんですね。
こんなマニアックな世界に足を突っ込んでしまい、大丈夫でしょうか…。というか、全然CASEの事に関して触れていない(笑)
まさに、夏休みの自由研究状態です…!

今回もいつも通り長くなってしまいましたので、「あなたの使っているキーボードはなに??」企画は次回に持ち越させていただきますね。(いつもすみません)

では、高田馬場にあるシェアオフィス・コワーキングスペースCASE Shinjuku の岸でした。

CASE Shinjuku Information

  • コワーキングスペース利用 1時間 : 500円 〜
  • シェアデスク24時間利用 月額 : 27,000円〜
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著者紹介

岸 奈津実
岸 奈津実

CASEで働く以前は伊勢丹で働いていたことから、こんな記事を書きました。(JR新宿駅の山手線ホームから「伊勢丹新宿店」と「CASE Shinjuku」どっちが近いか比較検証してみた!!

「自分の楽しいと思うことをとことんを追求する」を大事にしていきたいです。

幼少よりクラシックバレエをやってきましたが、紆余曲折あってCASEに出会いました。ご縁って不思議ですね。

そんなご縁を大事に、日々邁進していきたいです!