Panasonicの気化式加湿器 FE-KXP23を4台導入しました!


高田馬場にあるコワーキングスペース&シェアオフィスのCASE Shinjukuを運営している有限会社そーほっとの田中です。

冬場になると空気の乾燥に加え、室内はエアコンによりさらに乾燥した状態になりますよね。この季節、加湿器を使わないと室内に設置した湿度計が20%を切っているなんてことも日常茶飯事です。

インフルエンザや風邪も心配になってくるこれからの季節、できるだけ快適な作業スペースをご提供したいと思い、CASE ShinjukuではコワーキングスペースとシェアオフィスにPanasonicの気化式加湿器 FE-KXP23を昨年末に4台導入しました!

シェアオフィスに設置しているPanasonicの気化式加湿器 FE-KXP23
シェアオフィスに設置しているPanasonicの気化式加湿器 FE-KXP23。

気化式加湿器 FE-KXP23のスペック

Panasonicの気化式加湿器 FE-KXP23は同社が販売するヒータレス気化式加湿器の中でも最も加湿力があります。プレハブ洋室64畳(約106平方メートル)まで対応し、ターボモード時の最大定格加湿能力は2300ml/h。

つまり、1時間あたり約2リットルの水で加湿してくれることになります。CASE Shinjukuでは4台設置したので、毎時間約8リットルも加湿してくれることに!9時から18時の営業時間中だけでも、72リットル加湿することになります。すごい!目指せ、うるいおい天国!!

主なスペックは下記となります(Panasonicの商品ページから引用)。

適用床面積 (プレハブ洋室) 64畳 (106㎡)
定格加湿能力 2300mL/h (ターボ)
連続加湿時間 約5.2時間
消費電力 (50Hz/60Hz) 46W (ターボ)
運転音 (50Hz/60Hz) 44dB (ターボ)
本体外形寸法 高さ×幅×奥行き 約(mm) 700×560×280 (背面脚部含む 奥行きは305)
タンク容量 約12L(6L×2個)
ナノイー

ご存じの方も多いとは思いますが、気化式加湿器のメリットとしては、電気代がかからない、加熱しないので安全、デメリットとしてはフィルターなどの手入れが面倒という特徴があります。

こまめな給水としっかりした手入れで、清潔な加湿に努めていきます!

設置とファーストインプレッション

CASE Shinjukuはそれぞれ約50坪のコワーキングスペースとシェアオフィスを併設しています。コワーキングスペースとシェアオフィス、それぞれに2台ずつ FE-KXP23を設置しました。

設置して思ったのは、サイズが絶妙ということです。Panasonicによると「壁にピッタリつけられて、収納棚より出っ張らない」、「デスクの高さ×奥行で収まる」サイズを実現したとのこと。底面積が大きな加湿器だと邪魔になるので、コワーキングスペース運営者としては嬉しいポイントです。

縦長な印象を受ける開封直後のFE-KXP23
縦長な印象を受ける開封直後のFE-KXP23。オフィスでの用途も考慮し、デスクの高さを超えないように設計されている。

給水タンクからくみ上げられた水がこの加湿フィルターの上部からしみこむようになっており、全面から給気した空気を加湿して、その後加湿器上部に排出する仕組みのようです。加湿フォルターの前にはホコリよけのフィルターが設置されています。ホコリがたまると加湿力の低下が懸念されるため、定期的な掃除が必要そうです。CASE Shinjukuでは1ヵ月くらい使用したタイミングで一度ホコリよけのフィルターを清掃しました。

白いメッシュの部分がFE-KXP23の加湿フィルター
白いメッシュの部分がFE-KXP23の加湿フィルター。取り外しているカバー側にホコリよけのフィルターがついている。

たっぷり水が入れられるように、給水タンクは6Lのものが2つ。一度の給水で最大12時間の加湿が可能なようです。取っ手がついているので、トレイと給水タンクを一緒に持ち運べて給水の手間が省けます。ただ、給水すると一つのトレイで12kg程度の重さになるため、女性だと給水後に一度に運ぶのは難しいかもしれません。

給水タンクとトレイ部分
給水タンクとトレイ部分。トレイは持ち手がついているので、トレイごと運ぶことが可能。
給水のためにトレイを持っているイメージ
給水するときのイメージ。12kgずつで、24kgを持ち運ぶことになり、良い筋トレになります。

トレイはまるごと水洗いできるので、給水のタイミングで毎回水洗いすると、気化式加湿器で気になる雑菌の繁殖も防げそうです。トレイの水洗いを怠ると、ぬめりや白い粉がついたような汚れがこびりついてしまいます。見た目もよくないし、衛生的にもちょっと良くないですね。トレイの水洗いも頑張ります!

トレイをまるごと洗っている様子
トレイはまるごと水洗いできるため、清潔な状況を維持しやすい。

気になるPanasonic最強と言われるFE-KXP23の加湿能力

CASE Shinjukuの広さはコワーキングスペースとシェアオフィスで約100坪(約330平方メートル)になります。4台で十分にカバーできる範囲ですが、しっかり加湿をしたいため、運転モードは最大加湿量の「ターボ」を選択。流石に送風音が少々気になりますが、弊社が別に管理するシェアオフィスで使用しているPanasonicの加湿器 FE-KXF15の「強」運転よりは音は小さい印象を受けます。

弊社が別の管理するシェアオフィスで使用しているFE-KXF15
弊社が別の管理するシェアオフィスで使用しているFE-KXF15。発売当時は1500mL/hの加湿力でPanasonicの中では最強の加湿器だった。

「ターボ」モードで運転した場合、12Lのタンクを満タンの状態で加湿時間は5.2時間になるようです。9時のオープン時にに給水タンクを満タンにして運転を開始するとだいたい14時半くらいで給水ランプが点灯して運転が停止します。だいたいスペックどおりに動いているようです。

CASE Shinjukuでは(1)オープン時、(2)営業時間中に水がなくなってしまった時、(3)18時の営業終了時にそれぞれ給水を行っています。結構な手間なのですが、インフルエンザや風邪の予防、肌の乾燥を防ぐためには、致し方ないことですね。

シェアオフィス側は、だいたい一日に2.5回満タンに給水しているので、一台あたり30L、2台稼働で60Lの水で加湿しています。コワーキングスペースは1.5回満タンに給水しているので、一台あたり18L、2台稼働で36Lに。合計すると96Lです!改めて営業時間外も含めて一日に消費している量を計算してみると、ものすごい量に!!

シェアオフィスの室温と湿度は25.1度と52%。
コワーキングスペースの室温と湿度は、23.3度と51%。

ちなみに加湿器を運転してから1時間後の室内の温度と湿度は上の画像のような状態になっています。40%以上が望ましいと言われることが多いようですが、そのレベルは十分満たせているかと思います。

コワーキングスペースとシェアオフィスにFE-KXP23を導入してみて

導入した感想は、大満足です。2018年買ってよかったものリストのなかでもピカイチなくらいに!!

CASE Shinjukuでは観葉植物を置いているのですが、毎年冬場になるとしなびてひどい見た目になっていました。しかし、加湿器を導入してからは、きれいな緑色を維持しており、乾燥が原因でひどい見た目になっていたのかもしれません。

加湿器を入れた後の観葉植物の様子
加湿器を入れてから室内の観葉植物も元気そうです。

さらにCASE Shinjukuのコワーキングスペースは、無垢材のフローリングなのですが、そのフローリングにも変化が。例年だと無垢材が乾燥し縮んでいたのですが、加湿器導入後はその縮みが小さくなりました。無垢材のフローリングも湿気を吸収しているようです。

室外から入ってきたときに、明らかにうるおっていると感じるようになりました。また例年より咳をしている方が少なくなったような気もします。春先まで加湿器は全開で運転します!うるおっているCASE Shinjukuをぜひご体験ください。

ご利用いただく方々に快適な環境で作業していただけるように今後とも努めていきたいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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