メンバーインタビュー Vol.8 黒田 実緒さん(建設業を本気で良くする株式会社)


黒田 実緒さん プロフィール

建設業を本気で良くする株式会社 代表取締役

建設業の一人親方の父に育てられ、「職人のカッコよさ」を、あらゆる手段で世の中に発言し続ける、マーケター。父はサッシの取付施工職人。祖父は地元の神社仏閣を手掛けた宮大工。

「日本一、建設業の魅力を可視化し、若者に選ばれる業界へ!」をビジョンに掲げて、2023年に「建設業を本気で良くする株式会社」を創業。

企業の理念ビジョン構築、建設業向けホームページ制作、YouTube動画制作やSNS運用を行っている。

1.現在の事業内容について教えてください

黒田

建設業の専門工事を行う会社を対象に求人・採用業務のサポートを行っています。

具体的には、サイト制作・YouTube動画制作・SNS運用・パンフレット制作をしていますが、そもそもコンテンツを作るにあたり、ここまで深く取材している会社は他にはないと自負しています。

― どんな風に取材しているのですか?

黒田

制作物をつくるだけでなく、クライアントがめざしているゴールまで伴走することが私たちの仕事です。
採用ができるまで長期間に渡って関わり続けますし、採用し終わった後も、離職率を下げるために何をしたらいいかを考えて提案します。
たとえば人事のプロに関わってもらうために社労士さんを紹介することもあります。

社長さんとの対話の中で、どういうビジョンを描いているのか、会社のゴールをどこに設定するのか、といったことを話す相談役のような役割も担っています。

― 人事採用だけでなく、コンサルタントのようなものですか?

黒田

そうですね。
建設業の社長さんって、一人親方のような感じの方が多いんです。表現が苦手っていうか、言語化できていないな、と感じることがよくあります。
でも人を採用し、会社を維持していくためには、社長自身の思いや会社のビジョンを明確にして周囲に伝えていく必要がある。

そこを如何に言語化して、表現していくか、というところを私たちはサポートしています。
社長に対するヒアリングは長期間に渡って行いますし、社員インタビューをして言語化・視覚化していきます。ただし長い文章は若い世代に敬遠される傾向にあるので、採用のために若者に伝わりやすいツールとして、YouTubeやTikTokのショート動画を利用します。

― 数ある業種の中で、建設業に特化にしている理由は?

黒田

父親が建設業の職人だったんです。祖父は宮大工でした。
そんな環境で育っていたにもかかわらず、私自身は思春期の頃、「作業着姿の父と歩きたくない」と思っていた時期があったんですね。
20代前半の頃、その記憶を思い出し、自分自身が職業差別をしていたことにショックを受けました。
無意識に偏見を持ってしまっていたんです。

黒田

当時、私はIT企業で働いていましたが「自分は誰のために仕事をするんだろう」と考えていた時だったこともあり、その時に改めて「自分はどちらの気持ちもわかる立場であるはず。建設業で働くことの格好良さを伝えていく仕事をしよう」と考えるようになりました。

「なぜ建設業にこだわるのか」ここに焦点を絞ったお話は、黒田さんご本人の動画がありますので、ぜひそちらもご覧ください!

2.創業しようと決めたきっかけは何ですか?

建設業のかっこよさを社会に届ける / 若者に選ばれる業界へ

黒田

まず、建設業に特化することになったきっかけは父や祖父の職業に対する個人的な思いが発端でした。その後、Web制作会社で働いてデジタルの知見を得ました。多くの建設業の会社はデジタルに弱いので、これの経験が生かせると思いました。

黒田

創業という点では、会社員として働いていたときに仕事を抱え込みすぎて、体調を崩してしまった時期がありました。環境を変えるためにも退職を考え始めた時に、周りに協力してくれる人がたくさんいた事が一歩踏み出すきっかけになりました。

ー 現在の会社の体制は?

黒田

私が代表取締役で創業時から一緒にやっている取締役が1人、今年2月に社員を1人採用しました。他にデザイナーや動画制作のパートナーさん数人と一緒にやっています。
以前勤めていた会社での経験があるので、それぞれが仕事を抱え込みすぎないように、できる限り配慮しているつもりです。
自社の社員の働きやすさを考えながら、お客さまである建設業の会社での働きやすさを同時並行で考えています。社員がここで長く一緒に仕事してもらうには何をしたらいいんだろう、という行動に繋げるようにしています。

ー 側から拝見していると、チーム作りが上手だなぁ、と感じます

黒田

そうだといいんですけど、まだまだこれからです。
自社に関しては今後もう少し経営のための環境や仕組みを整えていかなければ、と考えています。役割分担を明確にすること。それと私が今やっているお客さまに直接取材する業務ができる人を育てていきたいですね。

Webサイトや動画の制作実績

3.CASE Shinjukuを事業拠点にしようと思ったのはなぜですか?

黒田

このあたり、馬場周辺って居心地がいいんですよね。気張らなくていいというか、安心していられる。この町の雰囲気が大きい理由かな。以前の会社は早稲田にあって、馴染みもありました。

CASE Shinjuku は何よりも開放的なスペースがいいですね。
普段はシェアデスクを使っていますが、週に1回、パートナーさんも来てみんなで一緒に作業したりミーティングするのですが、そういう時にはコワーキングスペースを使っています。

創業時にはマンションの一室を借りる、ということも考えましたけれども、それだと関わる人が社内の人だけになってしまう。適度な距離感で外部の人が広いスペースの中に存在している、という雰囲気が気に入っています。

週に一度はオフラインで集まって作業
チームワーク抜群の社内メンバー

4. 今後の事業展開、ビジョンについて

ー 今後はどのように会社を成長させていきたいですか?

黒田

会社を大きくしたいというよりは、時代に合ったサービスを提供していきたいと考えています。
たとえば、YouTubeのショート動画は、会社の内側・人間性を伝える媒体としてはとても適していて、ニーズが高いのですが、こういった流行に合わせたサービスラインナップを増やしたいですね。

黒田

また一方で、実績を増やす、中身をしっかり作り上げていくことにも注力していきたいです。
私たちの強みは、深く堀り下げる取材をすることで成果を出すことなので、そこができる人材をもっと育てていくことも必要です。

ー 建設業界以外の業種に広げていく可能性は?

黒田

社員が他の業界に興味があるということになれば、それも選択肢のひとつとしてはありかもしれません。
いずれにせよ、その業界に対して愛着・愛情があることが大事です。
パッションがあれば結果オーライになる、ということを信じています。

事業が育っていって、人が必要になったらその都度増やしていく、ということですね。
結果として会社が育っていけばいいな、と思っています。

5. 趣味・特技・自慢話

― 趣味や特技、ちょっとした自慢話などが、人と人がつながるコネクターになったり、趣味や特技が誰かの役に立ったり、仕事につながったりということがどうもあるような…という主旨で趣味、特技、自慢話をお伺いすることにしています

黒田

休日はNetflixで映画を見るのが好きです。ジャンル問わず何でも見ますが、アクションやサスペンス系をよく見ますね。

― 何か特技はありますか?

黒田

「質問するのが得意」というのはあるかもしれません。

私には、その人の「本当の姿を見たい」という欲求があるんです。
普通に会話している時でも、「家ではこの人ってどんな風なんだろう?」
って考えたりします。
本音で話し合える関係が心地いいと思っていて、そういう意味でいろんな質問をしながらその人の本音を引き出すのが趣味、って言えるかも(笑)

― 何度か質問していくうちに、本人も気づいてないような深層心理にたどり着くことってありますね

黒田

たしかに、ありますね。
仕事の話に戻ってしまいますが、社長が素を見せていかないと、採用はうまくいかないと思うんです。
本音を隠して鎧を着ている建設業の親方がいたら、そこを対話で探っていき、本当の思いを引き出すのが私の仕事です。
できるだけシンプルな質問をして、その人の本当の姿を見たい、知りたいと思います。

6. メンバーの皆さんへの呼び掛け

黒田

同じ空間で働いていて、なんとなく顔は知っているけれど話したことのない方が結構いるので。もう少し知り合いになれる機会があると嬉しいですね。特に映像や文章などコンテンツを作っている人たちとの情報交換をしたいです!

― いいですね。メンバー同士の交流会をまた近々開催したいと思います。本日はありがとうございました!


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