株式会社GAIKENの浜井啓介さんが実施されているプロジェクト「SPECIAL LOCAL GIFT」の第二弾「鹿児島県 奄美大島」のギフトより「叶さんの黒糖」を紹介させていただきます!
SPECIAL LOCAL GIFTって?
SPECIAL LOCAL GIFTは作り手の想いや地域の魅力がギュギュッと詰まったギフトボックスを届けてくれるプロジェクトです。お世話になっている人や大切な人への贈り物にはもちろん、自分へのご褒美などにぴったりのギフトです。
浜井さんは「メイド・イン・ジャパンの品を衰退させたくない。こんなに素晴らしい品があるのに、皆さんの手に届かないなんてもったいない。」という想いから、このプロジェクトを始められたそうです。
プロジェクトの内容を、第一弾でいただいた「新潟 燕三条」のSPECIAL LOCAL GIFTの紹介と共に載せていますので、ぜひご覧になってみてください!
鹿児島県 奄美大島のSPECIAL LOCAL GIFT
第二弾は、奄美大島編ということで、こんなにたくさんの素敵な品が入っていました!
左から、
・たんかんチップス
・あまみ黒糖ショコラ
・奄美黒糖焼酎れんとの焼酎ゼリー
・奄美大島 鶏飯
・叶さんの黒糖
・奄美黒糖かりんとう
・大島紬の栞
とても豪華ですよね。こうやってラインナップを見てみると、黒糖を使ったお菓子が多いですよね。
ということで、今回はこの中から黒糖そのもの!「叶さんの黒糖」をご紹介します!
奄美大島とさとうきび
一生に一度は行ってみたい奄美大島。海を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみたいですよね。奄美大島には、さとうきび畑が広がっています。
そして奄美大島とさとうきびとの関係はとても長いんだそう。
奄美大島のさとうきび栽培の歴史は古く、約400年前に中国より伝えられたと言われています。
「奄美大島宇検農産」さとうきび&黒糖のページ 奄美のさとうきびの歴史より引用
大和村に生まれた直川智翁が中国に渡り、さとうきびの栽培技術と黒糖の製糖技術を学び、こっそり奄美大島へ伝えたと言われています。
さとうきびから造られる黒糖は当時、大変貴重で高価なものでありましたから、薩摩藩は財を蓄えることができ、雄藩ともいえる力をつけ、更には倒幕・明治維新を成し遂げることになったのです。
そんなさとうきびを使って作る黒糖は島を代表する特産品の一つなんだそうです。
黒糖って、健康に良さそうとか、白糖よりもヘルシーそう、といった良いイメージを持った方が多いのではないでしょうか?でも、黒糖と白糖って原材料は同じ「さとうきび」からできているのです。
では黒糖と白糖の違いは何かというと、「加工の有無」です。砂糖を作るときは、まず、さとうきびから搾り取った汁、「粗糖液」から不純物を取り除きます。それを加熱をすると砂糖の結晶ができるんだそうです。この中に「糖蜜」という成分が含まれています。白糖を作る工程では、この「糖蜜」を分離させ精製して、さらに不純物を取り除くという作業が行われます。不純物といわれるものは、身体に悪い物ではないそうです。一方、黒糖を作る工程では、「糖蜜」は分離させず、そのまま固めて完了です。そのために本来のさとうきびに近い状態の黒糖にはカリウムや各種ミネラルが豊富に含まれているんだそう。カロリーも白糖と比べると黒糖は低いみたいなので、健康に良い上に、甘い物を食べるときの罪悪感も少なくなりそうで、黒糖様様です。
マミーおばちゃま&スタッフブログ – 黒糖屋 「黒砂糖の方が白砂糖より栄養素や美容など健康面で優れている?沖縄の人が黒糖を進める理由」より参考
叶さんの黒糖
ご紹介する黒糖は「叶さんの黒糖」です。商品名の通り、叶さんが作る黒糖です。無施肥・無農薬の自然栽培でさとうきび作りを行っているんだそう。安心安全にいただける黒糖ということですね。
叶さんが作る黒糖はとにかくすごいんです!さとうきびを刈るときは、ハーベスターは使わず、すべて手刈りで収穫するなど、昔ならではの製糖方法で黒糖づくりをされています。また通年を通して栽培しているので、常に新鮮な黒糖が販売されています。叶さんの作る黒糖には魅力がギュッと詰まっていますね!
さっそく、いただいてみました!
封を開けた瞬間、黒糖の良い香りが!
一粒口に入れてみると、ふわぁ~とやさしく香ばしい甘さが広がっていきました!
そしてとっても濃ゆい!一粒いただいたら、それだけで元気がみなぎるような感じがします。
叶さんの畑では、自然栽培農業体験ができるそうです。奄美大島に行く機会があったら、体験してみたいですね。
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
叶さんの黒糖について
・叶さんの黒糖
・叶農園
・http://www.kanouen.com/
・オンラインショップ