umami nuts CASE Shinjuku いただき物語 その164


なんともおしゃれな装いの豆菓子をいただきました。

umami nuts その名のとおり「うま味をたっぷりとまとったお豆」

この豆菓子は、2018年11月1日11時、日比谷は帝国劇場のお隣の国際ビル1階にオープンした商品名と同名の店舗で販売されています。「いただきもの」ですから、直接足を運んだわけではなく、WEBサイトを拝見しただけですが、店舗は日比谷らしいおしゃれ感が漂うしつらえ。

公式サイトには、こんな紹介文が…

平成30年11月1日11時オープン
九州・鹿児島から東京・丸の内へ…

創業六十余年の豆菓子専門店大阪屋製菓(本社鹿児島)が世界に向けて
発信するプレミアム豆菓子店 umami nuts。職人が、熟練の技で
作り上げる、美味しい 豆菓子を提供します。
umami nuts が考える五味はあまmi、からmi、こくmi、さんmi、
しおmi その五味を、職人による伝統の製法「和掛け」「りん掛け」で表現した プレミアム豆菓子がumami nutsです。

https://www.umaminuts.com/ より

味の五つの要素 「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」を豆菓子に応用した「 あまmi、からmi、こくmi、さんmi、しおmi」の五つの味のバリエーションを伝統と職人技で表現するという豆菓子。これを、九州・鹿児島から東京・丸の内、そして世界へ発信していこうという並々ならぬ意気込みを感じます。

そして、五つの味の中から「こくmi」と「あまmi」の豆菓子の缶をいただきました。

「 umami nuts こくmi缶」

こちらはマカダミアナッツがポルチーニ茸やパルメザンチーズをまとった豆菓子。想像以上の本格的イタリアンテイストに驚きをを禁じ得ず、しばらく感動に浸るほどでした。ぜひ、スプマンテなどと御一緒にどうぞ。

「 umami nuts あまmi缶」

こちらは、ピスタチオ、カシューナッツ、アーモンドに黒糖をまとわせた甘いお菓子。素材が引き立つ贅沢なおいしさ。そして、甘いながらも、こちらもやはりお酒にも合いそう。

豆菓子の匠の技と伝統を世界へ

大阪屋製菓さんは、鹿児島で60年以上続く豆菓子のメーカーさん。2017年に発売開始から50年を迎えた「南国珍々豆」をはじめ「雀の卵」「南国美人」など 同社が製造する駄菓子は、鹿児島や九州では誰もが知っているソールフードとも言えるお菓子で、「子どものおやつ」としても「晩酌のつまみ」としても親しまれ愛されてるのだそうです。

ちなみに、「雀の卵」の製法が「 umami nuts こくmi缶」に、「南国美人」の製法が「 umami nuts あまmi缶」生かされているのだと想像します。

いずれにしても、このようにして、鹿児島の駄菓子が、技術と伝統をベースに、味もパッケージも装いを変えて、東京・丸の内に進出、世界へと羽ばたこうとしている。このいただき物語は、まだまだ奥が深く、そしてこれからも長く続いていきそうです。

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。


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