今昔物語を書こう
時というものは、「一瞬」を一定に刻みながら確実に過ぎていくもので、気付けば1時間、1日、1年…と経過してますよね。
このブログで以前紹介したものも、時間の経過とともに変化したものがあります。
もちろん変わらないものもあるのですが、以前紹介したものたちでも改めて紹介したいものもありますので「今昔物語」として、少しずつ綴っていこうかなと思います。
「今昔物語」第1話は…これです!
2017年6月末に、樹の てっぺん が見えるコワーキングスペースです! というブログを書きました。この「いちょう」についてです。
これは、 CASE Shinjuku が入っているビルに沿った歩道に立っている1本のいちょうの樹が、4階にあるコワーキングスペースのベランダに出ると、ちょうどてっぺんが見えるくらいの樹高でしてね、という記事だったのです。
人間が少し見下ろすくらいの関係で、当時は「こんなに大きな樹のてっぺんが見えるなんてすごい!」と、感動して書いた記事でした。
そんないちょうを久しぶりに見てみると…
めっちゃ育ってました。
ブログを書いたときから約2年。もう4階からはてっぺんを見ることができなくなってしまいました。
いちょうって、こんなにも成長が早いものなのでしょうか。
CASE Shinjuku のサイトで長期連載中の「いただき物語」を書いている せい おかげで、気になることが見つかると、すぐに調べることが癖になってしまったようです。
さっそく、いちょうについて調べました。
「いちょう」とは?
何かを調べるときには、やはりインターネットが便利なので、気になった単語で検索をかけるのですが、今回はもちろん「いちょう」です。
すてきなサイトがヒットしました。ウィキペディア(Wikipedia) ならぬ 植木ペディア です。
イチョウ科イチョウ属の落葉樹で、なんと約2億年前の中生代に栄え、現在まで種を絶やさずに続く、なんとも歴史の古い木なのだそうです。す、すごい…(汗)
何種類かイチョウ科の植物はあったそうなのですが、恐竜が絶滅すると同時にほとんどが絶滅してしまい、現在残っているイチョウ科の木は、今ある「いちょう」しかないのだとか。そのため、いちょうは「生きた化石」と呼ばれているんですって… す、すごい…(2回目)
化石扱いされるほど古いとは知らなかったです…
日本各地で「いちょう並木」などをよく見ているし、何より東京都の木としてなじみが深いこともあってか、とても意外に感じたのは原産地が中国だということ。朝鮮半島を経緯して日本へ渡来してきたそうでして、「いちょう」という名前も、中国名のイーチャオ(鴨脚=葉の形が鴨の足の形に似てることから)が転訛したのだそうです。
カモの足… 言われてみれば似てますね。
中国人のネーミングセンス素晴らしいです!!
ネーミングセンスについては 植木ペディア についで、本日2度目の感動です!
原産地の話も驚きましたが、個人的にもっと驚いたのは「いちょうも花を咲かせている」という事実です。
いちょうの樹に雄と雌があるという話は聞いたことがありますよね。
秋にぎんなんを付けるのが雌、つかないのが雄というくらい認識ですが。
なんと、雄の木も雌の木も、4月頃にそれぞれ花を咲かせているんだそうです。花弁などがないため、目立たないそうなのですが… それにしてもまったく気付いていませんでした。
植物もかなり奥が深いですね……
来年の4月には、気にしてみようと思います!!!
植木ペディアによりますと、やはりいちょうの成長は「かなり早い」そうです。
さらに寿命が長く、樹齢が1000年を越えることもあるのだとか。
そのおかげか、樹高は最大で45m、直径は5mにもなることもあるそうですよ。
1000年も生きてきて、そんな大木になったら …ご神木、そんな言葉がぴったりになるでしょうね。
きっとまだ大きくなる「いちょう」
CASE Shinjuku から見えるこのいちょうも、樹齢も樹高も最大値には届いていないのですから、これからまだまだ大きくなることでしょう。
また少し時間が経ったら、この「今昔物語」で、比べてみようと思います。
皆様もCASE Shinjuku をご利用の際には是非「どれどれ?」とご覧になってみてくださいね!
みんなで成長を見守りましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
私のお気に入りのいちょう画像を置いておきます。
2018年12月に撮影した、北海道札幌市の中島公園のいちょうです。圧巻でした…!
では、次回の「CASE Shinjuku 今昔物語」で…!