秋田諸越 CASE Shinjuku いただき物語 その83


以前、シェアオフィス&コワーキングスペース CASE Shinjuku のメンバーさんでいらっしゃった方から、「秋田に行ってきたんだよ!”もろこし”って知ってるー?」と、素敵な笑顔とともにおみやげをいただきました!

”もろこし”は秋田銘菓!

「もろこし」と聞けば、すぐに頭に浮かぶのは「とうもろこし」でしたので、「とうもろこし、しか知らないです」と答えましたところ、「そうだよねー!でもね、全然違うものなんだよ。じゃあね!」と、再び素敵な笑顔とともにぶんぶんと手を振り、その方は去って行ってしまいました…

はたして「もろこし」とは…?

箱を見ますと「諸越」と書いてあることに気付きました。漢字が当ててあるということは、何かしら意味があるのではないでしょうか。
ヒントを求めて箱を開けてみますと、おそろいの包装紙にくるまれた小さな正方形がきれいに並んでいるのが目に飛び込んできます。
これが「諸越」か…と眺めていますと、「元祖 秋田諸越」と書かれたパンフレットも同封されていました。

ー 秋田の代表的銘菓【諸越】
ー その名称の由来は、このお菓子を時の藩主 佐竹由格(よしただ)公に献上したところ、
ー 大層お気に召し、「このものは、諸々の菓子を越えて美味である」とのお褒めの言葉をいただき、
ー それがそのままお菓子の名前になったと伝えられています。

なるほど…「諸々を越えて」で「諸越」なのですね。納得。
秋田地方特産の小豆粉を用い、苦心と研究の結果完成したお菓子が、この「諸越」だそうです。
ちなみに、この「諸越」を作っているのは株式会社 杉山壽山堂
宝永2年(1705年)創業、つまり300年以上の歴史がある銘菓店なんですね。
少し話がそれますが、宝永という時代は1704年から1711年までのやや短い期間だったのですが、その間に歴史上日本最大級と言われる宝永地震や、今日までにおける史上最後の富士山の噴火、宝永大噴火などが起こっていた、激動の時代なのでした。

長い伝統と変わらぬ手作りの味!

小さな正方形の包みをひとつ取ってみました。
中身は、表面に型を押された落雁のような干菓子ですね。
パンフレットを見てみると、「良質な小豆粉、砂糖、和三盆などを加えて練り固め、型打ちして乾燥させ、裏焼きした」という製法が記されていました。シンプルな見た目ですが、実はとても手が込んでいるようです。

口に入れてみると、まず驚くのがその 堅さ です。何気なく嚙んでしまうと「か、嚙めない…っ」と焦り、それでもムキになると、「ばぎっ!」と音がすると同時に、かなりの衝撃が頭まで響くほどです。
なので、割って少量にするなどしてから口に入れれば、口溶けの良さを堪能できて、徐々に広がってくる上品な甘さも穏やかに楽しめるかなと思いました。

砂糖や和三盆がメインの材料らしいのですが、不思議と甘すぎることはありません。本当に上品な甘みです。さすが「諸々のお菓子を越えている」とのお言葉をいただいただけのことはあります!

まだ暑い日もあるでしょうが、たまには温かい日本茶と諸越でゆったりとした休憩時間を過ごすのも良いかもしれませんね。
すてきなお土産をありがとうございました!

「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。

秋田諸越について

・元祖 秋田諸越
・株式会社 杉山壽山堂
http://morokoshi.jp/item.html
・秋田県をはじめ日本国内各地の支店、百貨店、ギフトショップ等にて販売。HPから通販も可能。


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