お世話になっている日本政策金融公庫の金丸さんよりチョコレートをいただきました!どうもありがとうございます。
Mary’s BEST COLLECTIONから振り返るバレンタインの歴史
「チョコレートの宝石箱や~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
と思わず口に出してしまいそうなくらい、いろんな種類のチョコレートが入っているMary’sのチョコレート。アソートタイプのチョコレートはどれを食べようか迷うのも楽しみの一つですよね。「きっと、このチョコレートにはマカダミアナッツが入っている!」と意気込んで食べてみるとジャムっぽいものが入っていて、予想が外れてがっくりするというのがいつものお決まりパターンです。(皆さんはそんなことはないですか?(笑))
デパートに行ったら必ずと言っていいほど、Mary’sのお店は見かけますし、お土産に買ったり、いただいたりするチョコレートブランドの代表の一つです。
知らない人はいないと思えるくらい有名なMary’sのチョコレート。実は日本のあるイベントをビックにさせる原点を作ったチョコレートというのをご存知ですか?
さて、2月14日は女の子が男の子に愛の告白をするバレンタインデー♡
世の男の子の皆さんはあのお菓子をもらえましたか?
バレンタインで思い浮かぶお菓子といえば・・・
そう、チョコレートです!でもなぜチョコレートなのか。渡すものは他のお菓子でも、もはや食べ物じゃなくてもいいのではないかと、ブログを書きながら思ったのですが、子供時代、物心ついた頃には「バレンタインデーにはチョコを渡す」という風習が頭にインプットされていました。
そもそもバレンタインデーで女の子が男の子にチョコレートで愛の告白をするという風習は日本独自のもので、海外によってやり方が違います。
バレンタインの季節になると、至る所ででバレンタインセールが行われますね。デパートやショッピングモールなどに特設エリアが出来て、たくさんのチョコレートのお店が並び、女の子たちがチョコを買っていく・・・なぜこんな風になったのか、それはMary’sチョコレートが鍵を握っているのです!(笑)
「日本チョコレート・ココア協会」の「バレンタインデーとチョコレート」の記事によると、こんなことが書いてあります。
○ 朝日新聞1996年(平成9年)9月21日付け日曜版{地球「食材の旅」・カカオ}に日本のバレンタインデーのルーツが掲載されていますので、抜粋してみました。
・1958年(昭和33年)2月メリーチョコレート会社(東京)は新宿・伊勢丹の売り場に「バレンタインセール」と手書きの看板を出した。3日間で売れたのは30円の板チョコ5枚と4円のカード5枚だけであった。
・翌年ハート型チョコを作った。「女性から男性へ」という殺し文句を作ったのもその頃だ。
・1992年に聖バレンタイン殉教の地イタリア・テルニ市から神戸市に愛の像が送られた。神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と分かったからという。
・チョコレート会社「モロゾフ」(神戸)は1936年(昭和11年)2月12日に、神戸で発行されていた外国人向け英字新聞にバレンタインデー向けチョコレートの広告を出している。
また、「Mary’sチョコレート」のホームページの「メリーのバレンタインヒストリー」にはこんなことも書いてあります。
メリーがバレンタインを始めたのは1958年(昭和33年)。その年の1月、メリーの社員がパリに住む友人から受け取った一通の絵葉書がきっかけでした。そこには「こちらパリでは2月14日はバレンタインデーといって花やカード、チョコレートを贈る習慣がある」と書かれていました。これをチョコレートの販促イベントに結びつけられないだろうかと考え、2月12日~14日の3日間、都内百貨店で日本初のバレンタインフェアを行いました。しかし当時バレンタインデーを知る人はなく、50円の板チョコレートが3枚と20円のメッセージカードが1枚、たった170円の売り上げでした。
初めてチョコレートをバレンタインデーに売ろう考えたチョコレート会社はモロゾフみたいですが、バレンタインフェアというイベントを企画してチョコレートを売ろうと考え実行したのはMary’sチョコレートだったのです。
3日間で、30円の板チョコ5枚と4円のカード5枚だけしか売れなかったなんて、今では考えられないですよね。
何かをやったことによってそれがどう発展していくか、どう動いていくかなんてわかりません。それだけで終わってしまうかもしれないし、どんどん変化していって、意外なかたちで現れることもあります。
けれども、何かをやっていなかったら、何も動き出しません。成功するのか、失敗するのかわからないけど、でもやってみようというMary’sチョコレートの試みは素敵だなと、この歴史を知って思いました。
この試みがなければ、こんなにもバレンタインデーが日本の一大イベントにならなかったと思いますし、義理チョコ、友チョコ、自分へのご褒美チョコなど、日本独自のいろんなかたちのバレンタインも存在しなかったかもしれません。
不安がらずに失敗を怖がらずに、おもしろそうなこと、アイデアが浮かんだことは、まずはやってみることが、大きな一歩だと思いました。
なんだか人生において大切なことを学んだような気がしました。
「いただき物語」には、一つ一つの物語があって、そこから得られるたくさんの示唆があります。
Mary’s BEST COLECTIONについて
・Mary’s BEST COLECTION
・株式会社 メリーチョコレートカムパニー
・https://www.mary.co.jp/mary/
・日本全国の百貨店など